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2019年03月23日06:24

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アンネ・フランクの思い出

2019年3月15日、アウシュビッツ記念館が ”日本語”の ツイートで「史実です」と反論した。「南京もアウシュビッツも捏造だと思う。」という高須クリニックの高須克弥院長のツイートに対して。

ほんとうに嘆かわしくて、わたしは、記念館に対してだけじゃなく、もう世界中に向けて、ごめんなさいって言いたいくらいだった。

それで、Facebookやツイッターで、渡辺由佳里さんの文章を紹介した。
「アウシュビッツが捏造だと思うなら、アウシュビッツに行こう」
https://cakes.mu/posts/24955

リンクに添えた言葉は次のよう。
西原理恵子さんもアウシュビッツに行ってほしい。
そしてしっかり見てほしい。
彼女は、高須院長と同罪、ううん、弱者の味方のような顔をしてきた分、より罪深いと思うから。

”長い列車の旅や、ガス室に行進する途中、人々の心を占めていた親や子や伴侶への「愛」は、たとえすぐに消えてしまうものであっても、その時点では、その人の人生で最も価値があるものだった筈だ。そして、それで十分完璧なものだったと思うのだ。”
ここで号泣。
きょうはジュゴンのこともあって。(涙)

アウシュヴィッツを生き抜いたレナ・K・ゲリッセンの『レナの約束』; 古屋 美登里訳(中公文庫)を眺めています。
2011年3月原発事故のあと、輪番停電の中で読んで励まされた本。
こんなきっかけで思い出すなんて。
そのときにmixiに書いた感想文、8歳若いわたしがいて、なんだかすこし不思議。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1724431270&owner_id=1670149

そういえば昨秋、アンネ・フランクの名前がついた薔薇(Souvenir de Anne Frank)の苗を植えました。
長いこと欲しくて、でもあまりにも「らしい」気がしてためらっていました。それが去年ようやく買えたの。なにかの兆しだったかな?
今週になって、新芽がたくさん出てきました。
咲いたら見せたい人がいます。💕

+*+-+*+-+*+  +*+-+*+-+*+

沖縄のこと以外で、SNSに投稿したの、久しぶりだ。
アウシュヴィッツという固有名詞の持つ力もあるのかな。
とにかく、レナやアンネ・フランクがいなかったことにされるなんて、許せなかった。
わたしは、カニグズバーグが書いた物語がなかったことにされるのも、耐えられない。
たとえば、”The Mysterious Edge of the Heroic World”(『ムーンレディの記憶』)とか。

何人もの友人たちが共感をよせてくれて、うれしかった。
こんなとき、同じ気持ちの人がいてくれるって、心強いことだ。

わたしも誰かを励ませる人でありたい。

写真は、五月ごろ咲く予定の、アンネ・フランクの薔薇。



#ハチドリのひとしずく
#ホロコースト
#古屋美登里 #翻訳

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