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2019年03月25日01:21

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美しいおとめ座の少女

今年も無事繁忙期を乗り切った。ようやくアマプラ見たりEDF5の続きをプレイする時間が取れる。


・プライドと偏見



一目で惹かれ合いながら「プライドと偏見」が邪魔をして素直になれないエリザベスとダーシーの周りで起きる悲喜こもごも、という古典的(というか原作が古典小説)でド直球なラブストーリー。
「高慢と偏見とゾンビ」の予習として拝見した次第で、そもそも王道ラブストーリーにあまり興味はないんだけど、ベタかつ安心して見ていられるシナリオと、程よいすれ違い、ちょっとしたユーモア、それに登場人物の大半が知性的でしっかり意思表示ができる人物なのでグダグダが無く、すっきりと見ることができた。
一番の見どころは光と構図をうまく使った美しい映像と、キーラ・ナイトレイ演じる主人公。美しく、聡明でもあるが第一印象や他人の言葉とタイミングの悪さに振り回され、偏見でダーシーを見てしまうエリザベスの複雑さを見事に演じていました。

男の目から見るとダーシーは寡黙で一見不愛想ではあるけど、誠実で気遣いもできる男でまったく不快感はない。ビングリーはドストレートにナイスガイ。聡明で強い男女の恋愛は、障害があっても見ていて気持ちがいい。
おしゃべりなおせっかいおばちゃんと化した母親はトラブルメーカーではあるけれど見ていて面白く、多少辟易とするが娘たちの将来のために奔走しているのはわかるのでさほど不快感はなかったかな。
面倒くさいがどこか憎めないコリンズ、高慢でベネット家に厳しく当たるがそれだけの知性と能力を感じさせるビングリー妹、ゲラ担当の四女キティに人騒がせな末妹リディアなど、障害となる脇役のキャラクターも愛嬌があり不思議と不快さを感じないものが多い。ただしウィッカムテメーは駄目だ。


・西遊記2 妖怪の逆襲



「西遊記 はじまりのはじまり」の直接の続編。監督がチャウ・シンチーからツイ・ハークに変更されたことで、前回のような予想外さやエグさがなくなったのは残念ですが、酷評されているほどひどくは感じず、そこそこ楽しめましたよ。
最初はハズレをつかまされたかと思った。キャスト総入れ替えという時点で感情移入が出来ないのに、前半の三蔵がポンコツなうえナチュラルにクズなので比丘国に着くまではあまり楽しいと感じなかったので。
全体通して大きなバトルは3回ほどだが、アクションの見せ方がそれぞれ違っていて楽しい、CGちょっと粗いけど見慣れれば気にならなくなる。ド派手ながら大味なラスボス戦よりギミック満載な紅孩児戦のほうが観ていて楽しかった。

役者さんたち自体はかなり良かった。中盤の、段を想う三蔵にはグッと来たし、圧倒的に強くカッコ良く(前作とはまるでキャラが異なりますが)無茶苦茶なようでいて一番しっかりしている孫悟空、コメディリリーフと化した八戒、悟浄はお魚さんモードの方が愉快でしたが、感動の場面が彼のの台詞で台無しになるのは面白い。段ことスー・チーがちょっとだけ再登場するのも嬉しかった。
小善役の女優さんがメチャクチャ可愛かったので、彼女が主演をつとめる「人魚姫(チャウ・シンチー版)」も楽しみ。


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