画像は京都市のサイト
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=1497&period_start=2019%2F03%2F22&period_end=2019%2F03%2F22 より。
京都市上京区今出川七本松上ルにある、私達京都人が千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)と呼んでいてマスコミにもその通称で呼ばれている大報恩寺(だいほうおんじ)では、毎年3月22日に「千本釈迦念仏」が行われています。
今年は今日です。
釈迦の「遺教経」を千本式の唱え方で奉誦するもので、兼好法師の徒然草にも記された伝統行事です。
遺教経会、千本の釈迦念仏ともいい、釈迦の遺教経を訓読みして奉唱し、最後に「南無釈迦牟尼仏」と念仏するところからこの名がつきました。
文永年間(1264〜75)に如輪上人が始めたといわれています。
千本釈迦念仏
日時
毎年3月22日14:00から
通常の拝観料で参拝自由
千本釈迦堂は、藤原秀衡の孫と伝えられている義空上人の開創で、真言宗智山派の名刹です。
本堂(国宝)は1227(安貞1)年創建時のままで、京洛最古の古建築です。
本尊釈迦如来坐像(重文)のほか、霊宝殿に快慶作の十大弟子像をはじめ六観音像など、多くの文化財を常時展示しています。
2月はお亀の福にあずかる”おかめ節分”で、12月7・8日は諸病封じの”大根焚き”で賑わいます。
千本釈迦堂の通常の拝観は、
時間
9:00〜17:00
拝観料
600円
一通り拝観するには約1時間かかります。
千本釈迦堂へは、
嵐電(京福電鉄)「北野白梅町(きたのはくばいちょう)」駅〜今出川通を東へ、上七軒交差点の6本の通りのうち交差点で北へ向いて右側の狭い道(電柱に道標が貼ってあります)を北へ、1.0km徒歩約13分。
市バス10・50・51・52・55・203「上七軒(かみしちけん)」停留所(急行・快速通過)〜北へ徒歩約3分。
ですが、市バスは隣の停留所が北野天満宮前で、車内が平日の日中でも大変混み合い、降車に難渋しますので、嵐電をお勧めします。
駐車場は25台分しかなく、行事の時には満車状態が続くので、自家用車の方はパーク&ライド
http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html でお越しください。
パーク&ライドとは、自家用車を混雑する市街地や観光地に直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
トップページ|千本釈迦堂 大報恩寺→
http://daihoonji.com/
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