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2019年03月15日11:56

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†奇想の系譜展江戸のミラクルワールド†後期

鈴木基一の作品、後期に展示される牡丹図や伊藤若冲の巻物の場面替え、展示会全体の後期に入れ替えられる作品を見に行きました。奇想の系譜とは辻惟雄の書いた書籍。奇想の系譜の画家の作品、二作ある美術本の六名に二名を足した八名の作品をこの展覧会に展示。若冲や其一の花や鳥の絵は特に目をひきます。江戸時代も今も同様、現代人の目には普通に見える作品たち、題材や元になる絵画は外国からもたらされたものが多いといいます、京都を中心に一風変わったブームが起き、それまでの作品と違う斬新で自由な発想だそうです。家で見かける掛け軸や襖は江戸時代風でも地味で、この作品たちは見たことがない作風ばかりです。龍神や虎、象に鯨、花、特に虎や龍神にはこめられた思い、意味があるそうで、そういえば江戸時代ではないけれども、龍神の描いてある襖は呪われていて、殿様が見てはならない虎の絵、どちらも食い殺されるという恐ろしいもの、虎が歩いて屏風を出て、人を食べて帰ってくる、血のついた口のまま屏風に入りばれてしまうという幻想的な話まで、この画家たちは幻想動物にこだわり江戸時代におきたというヴィジュアルブームと例えられた奇抜な色彩を持ち、奇想天外なアートの世界を表現。
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