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2019年02月10日14:27

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池澤春菜と堺三保のSFなんでも箱#63ヨコジュンさん追悼トーク(平成31年2月9日)

ゲストは、半ばレキュラー客席ゲストの北原尚彦さんと、白土晴一さん。
SF作家でもあり、古典SFの研究家(その後発展して古書収集家兼明治研究家に成られた)ヨコジュンさんを古書収集の弟子筋に当たるお二人が語る・・・結果的には「ダメな人」を弟子筋に当たる「ダメな人」たちが語る・・・?お若い頃の写真はそのままアイドル出来そうな感じで、亡き平井和正先生が「美少年」と表現したのが、みな納得。
客席側にも日下三蔵さんとか色々な方が・・・山田正紀先生は遅れて後ろの方に座られていたらしいが、風邪で調子が悪いからと挨拶なしで帰られたとか。そうそう、宇宙気流の「林石隆」さんが居らしていたらしいが、どの方か判らなかった。
ご遺族は本人についてあまり詳しくなくて、亡くなった為、多方面から問い合わせが入って驚いているとか。姪御さんたちにとっては、優しく楽しく実生活において「ダメな人」だったらしい。インターネットなどはまるでダメで、銀行のATMを憶えるのがやっとで、でもオアシスがダメに成って何とかパソコンでワープロ入力を憶えたとか、床が見えない程、本が在って、本以外のものが混じっている部屋の様子は・・・おかしい、物凄く既視感が有る・・・有り余っている・・・。そうそう、池澤さんのお部屋が、部屋の本を整理し直した直後、部屋の床が見えていたとか・・・すぐに見えなく成ってしまったらしいが。
そう云えば、世の中、本が千冊程度で驚く人も居るらしい。わたしも若い頃は月、最低でも30、多い時は50は行っていたから、最低でも三年は経てばそれくらい。「世の中、30冊くらいしか読まない人、居るらしいですよ!」と池澤さんが仰られて、登壇側も客席側もそんな人が居るのか!と驚きに包まれた。
ヨコジュンさんは「粋」をどうやら大切にされる方だったらしい。又、年のお姉さんとは仲が良かったが、矢張り年の離れたお兄さんとは疎遠で、会いに行く時は怖がって、わざわざ白土さんを連れて行って(他人が居るとあまりキツイ事は云わないだろうとの計算)、悪いからと帰りに高いウナギを白土さんに奢ったとか。で、北原さんが「だから、お金の使い方がおかしい」と。ウナギを奢れるくらいなら、その分、古書が買えると口にされて、途端に周囲から「それ、おかしい!」と。尚、どうやらヨコジュンさんは「粋」である為にはお金を使われる方だったらしい。
雪のせいか電車が凄く空いていて行き易かったが帰りは電車が遅れていて大分時間が掛かった。
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