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2018年12月23日13:30

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「くるみ割り人形と秘密の王国」の音楽

「くるみ割り人形と秘密の王国」
監督 ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
映画ストーリー・脚本 アシュリー・パウエル
キーラ・ナイトレイ、マッケンジー・フォイ、エウヘニオ・デルベス、リチャード・E・グラント、ミスティ・コープランド、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン

全く予備知識なしで見た。マッケンジー・フォイは、「インターステラー」でマシュー・マコノヒーの娘役だった子だそう。あっという間に大きくなっちまった。
バレエが見どころの一つになっていて、ミスティ・コープランドが踊る。
とくれば、脚本のアシュリー・パウエルとは、「赤い靴」のマイケル・パウエルの子孫か何かか、と思いきや、まったく関係がないらしい。新進の女性脚本家ということ。

音楽がいい。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」は大好きなのだが、この映画では、チャイコフスキーの音楽を解体して再構成しつつ、映画の展開に合わせて盛り上げている。
ピアノソロを交えて。

クレジットを見たら、ジェームズ・ニュートン・ハワードの仕事だった。
この人って、オリジナルよりもクラシックのアレンジした方がいいのではないか。
で、ピアノはラン・ラン。
指揮は、グスターボ・デュダメル。
演奏は、フィルハーモニア管弦楽団。

こりゃいいわけだよ。
ユニバーサルミュージックのサイトに、ニュートン・ハワードの言葉が載っていた。
https://www.universal-music.co.jp/disneymusic/news/2018-10-18-release/

そうかぁ、ドゥダメルがロサンゼルス・フィルで「くるみ割り人形」全曲録音したのと
タイアップだったのか。

「くるみ割り」は、全曲版ならスヴェトラーノフ盤がいいけど、
やっぱりシンフォニック版のコンドラシンの演奏は、きらきら感は薄いのだけど、デモーニッシュでいい。この版だとムラヴィンスキーの演奏もいいのだけど、少年コーラスがないのが残念。

全曲版は、英国オケで録音されたものが多い。
マルク・エルムレルとコヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団の演奏はよかった。
マイケル・ティルソン・トーマスとフィルハーモニア管弦楽団の演奏もいい。

映画に戻る。
映画では、バレエの場面では、ミスティ・コープランドと一緒に踊っている男性ダンサーは、セルゲイ・ポルーニン。
ただ、映画の中のバレエの場面はほんの少しだった。
ここの動画で見た方がたのしめる。



映画の出来は、っていうと・・・
動力源が水力発電らしいのはわかったけど、正直わくわく感が足りないなあ。

これは、「ファンタスティック・ビーストと」うんちゃらという映画でも同じ。
ただ、VFX使えば面白くなるわけではない。
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