石灯籠、明日にも撤去完了。

今年４月、三重交通の路線バスのミラーが石灯籠の笠に接触して落下、
近くにいた市内在住の男性の頭部を直撃し、男性が亡くなるという事故が起きました。


その事故をきっかけに、
伊勢市内の県道・国道にあった石灯籠約５００基を撤去することとなり、
撤去工事が進められてきました。


４月末に近鉄宇治山田駅前で１基撤去されたことから始まり、
当初予定では１０月頃に完了する予定でしたが、
相次いで台風が襲来するなどしたため予定よりは遅れ、
１１月２９日にも全基撤去となります。


石灯籠があることによって、
それなりの風情があったというのは否めない事実です。
しかし残念ながら、その維持管理の責任の所在については曖昧である現実があります。

地震などの自然災害、交通事故で衝突する等の事故で、
また同じ事故が起きないとも限りません。
撤去はやむを得ないでしょう。