10/18 大阪 音太小屋（ねたごや）

この日に西成の安ホテルをチェックアウトする予定でしたが、荷物を持ってウロウロしたくなかったですし、何と言ってもこのホテルは一泊2000円。カラオケボックスのフリータイム並みの料金で一日ゆっくりできるのですから、これで時間を買う感覚で、もう一泊しました。

空いている時間は、再び散歩。この前はさらっと通っただけの日本橋へ。こういう時、以前は天王寺〜阿倍野方面によく出かけていましたが、あべのハルカスや大規模ショッピングモールができたあたりから、急にどこかで見たようなよそよそしい大都会になってしまい、あまり行かなくなりました。私の感覚として、大阪はやっぱり通天閣を頂点に広がる下界の風景が似合っています。
日本橋では、CDからメモリーカード、携帯音楽プレイヤーなどの物色。さすがにPCパーツは激安の一言。秋葉原並みにメイドカフェの呼び込みとかがあるのもご愛嬌です。今の稼ぎでは大した買い物もできませんが、楽しい散歩でした。

さて、ダコタさんとザビエルさん、そしてシェリルさんキミーさんたちと天六（天神橋筋六丁目のこと）で待ち合わせて、「大阪くらしの今昔館」という博物館の見学。江戸時代から高度成長期までの大阪庶民の暮らす風景を見せてくれる、興味深い展示でした。
ライブ会場の「音太小屋（ねたごや）」でリハをした後、5人で食べたラーメンの美味しいこと！

音太小屋は、小路を入った古い建物の二階にある、比較的大きなホール。ダコタさんとザビエルさんは去年も出演されたそうですが、私は初めてお邪魔しました。広いステージに、客席との距離感も絶妙で、とっても演奏しやすい場所でした。
この3人だけのライブはこの日が最後。長い旅路の思い出もよぎる中、またも良い演奏の応酬。
ダコタさんの音楽は、同じ演目でも、入る気持ちが日々変わっていき、昨日こうしたから今日はここだ！というような、ユーモア感覚溢れる音の選択肢と新たな繋がりが感じられます。この感覚がしっかりつかめれば、何をどう弾いても楽しいに決まっています。ダコタさんから教わることのなんと多いことか。
そんなわけで、この日のライブも楽しかった！ お越しいただいた皆さん、音太小屋のマスター、どうもありがとうございました！

さあ、いよいよ今日で私はツアー最終日。雲州堂で豊田渉平くんも加わったフルメンバーでのライブです。大阪中の人に絶対見てもらいたいです(^-^)/！

★10月19日（金）　開場18:30／開演19:30
大阪・北浜　雲州堂　（大阪市北区菅原町7-2）
出演：Dakota Dave Hull （ギター）／ザビエル 大村 （ギター）／浜田 隆史（ギター）／豊田 渉平（ギター、歌）
料金：3,000円（D別）
お問合せ：tel : 06-6361-3903（お店）