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道東でサンマの水揚げが最盛期を迎え、さらに釧路でミンククジラの調査捕鯨も始まり副産物の鯨肉が出回るようになり、敬老の日の祝日の連休を利用して釧路に2泊してサンマと生クジラで一杯やりに行った。
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初日の9月15日土曜日は、かつて釧路勤務していた頃、毎年サンマの季節に多種多彩なサンマ料理や生クジラで一杯やるのを楽しませてもらっていた居酒屋「ちくぜん」へ。
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自分はトマトジュースは苦手なのだが、ここにはトマトジュース割りではなく透明でトマト臭くはなく爽やかでおいしいトマト焼酎が置いてあるので、今回も「ラ・トマト」をロックでちびちびやりながらお通しに出されたかにとくらげの酢の物をいただく(写真2)。
料理の注文が溜まっており時間が掛かるとのことで、さらにつなぎでロールキャベツも出てきた(写真3)。
板前さんに確認すると、サンマもイワシもいいのが入っているとのことで、それぞれ1尾ずつ半身を刺身、もう半身を握り寿司にしてもらう。
まずはサンマからいただくが、身が白く見えるほど脂が乗っており旨そうだ。
魚が新鮮で生臭みのない道東では、生姜やワサビより一般的な一味唐辛子でいただく。
そしてこちらはイワシ。
同じように一味でいただくが、サンマにも増してさらに脂が回っており、鮮度も良く全く臭みもなくめちゃめちゃ旨い。
サンマとイワシの握り寿司も完成。
サンマは半身で3貫になった。
イワシは2貫。
どちらも甲乙付け難く旨い。
生クジラの季節に「ちくぜん」に来たなら、これを食べないわけにはいかないだろう。
クジラの創作料理コンテストでグランプリを獲った「くじらのユッケ」も注文。
新鮮で臭みのない生クジラに和風の甘辛いたれと白ゴマの風味が絶妙でおいしい。
途中からは卵黄の薄皮を破ってまぶしていただく。
卵黄のコクが加わり味に深みが出て一層旨い。
そして、最後に「サンマのヅケのお茶漬け」でシメる。
ご飯に刺身をヅケにしたサンマを並べた上から熱々のだし汁を掛け、白ゴマとあられを振り、薬味の青ねぎと切り海苔を盛ってある。
だし汁の熱が通りサンマの刺身が白くなり、よくかきまぜていただく。
半生くらいに熱が通ったサンマとだし汁の風味がめちゃめちゃ旨い。
完食すればもうお腹一杯、大満足である。
アルコール類は「ラ・トマト」2杯にとどめ、会計すると5350円だった。
釧路を離れ、1年に1回くらいしか行けなくなっても変わらずに、今回もサンマとイワシを半身ずつ刺身と寿司にしてもらったり、わがままを聞いてくれて絶品の料理にしてくれる「ちくぜん」さんにはいつも感謝である。
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