mixiユーザー(id:21100113)

2018年09月13日06:07

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日本人の“無思考”“無気力”が政治の劣化を招く

此の所頻発して居る自然災害は、洪水、土砂崩れ、更には、鉄道路盤の崩壊、など日本の国土や構築物が、斯くも脆弱な物であったかと、今更ながら愕然とする処である。

全く、自然災害大国の日本は、政府レベル、自治体レベル、地域レベル、の何れを見ても、無能無策の極みである。此れまで長年に亘り毎年、毎年、色々な災害に襲われているにも拘らず、その被害の経験から学ぶ事をせず、その場その場の行き当たりばったりの対応が繰り返されて、災害に遭った市民に、必要以上の苦しみを余儀なくさせている。

今や、日本に於いては全国総てが被災害地に成る可能性を持って居ると認識し、政府レベルそして全ての自治体は、より理想的な災害対応の準備措置を取って置くべきだと思う。

日本の行政機関は、中央政府から末端の町村に至るまで、毎年の様に経験する自然災害に対する、恒久的な対応策の準備を全く行わず、発生した災害に付いて「全て想定外の事」、と言う“言い訳”で自己の怠慢を糊塗している。

そして市民も、 折角、憲法で「主権在民」が規定されているにも拘らず、“自己”の確立が為されて居ない日本民族は、江戸時代から連綿と続く「お上」意識から抜け出せず、“政治・行政”に対して声を上げる事を知らない。

此の事は、災害対応に限らず、日常の全ての「政策・行政指導」に対する国民の受容態度にも表れ、特に庶民階層への“酷薄政策”に対して、当の庶民は何も声を上げず、選挙行動にも表わさず、唯々諾々として沈黙を守ったままである。

詰まる所、形だけなりとも「民主国家」でありながら、事実上は専制国家の様な体制であるのは、国民の後進性が政治の傲慢と独善を招く原因であると言えよう。
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