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2018年09月03日22:55

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泥まみれ男ひとり

1年以上プレイしてきた「地球防衛軍4.1」をようやく終える(全クリしたとは言っていない)。中古5000円で購入したがプレイ時間を考えるとコスパはずば抜けて高い。ちなみにナンバーワンは500円で買って2年間プレイした「モンハン4」。
キングオブ糞ミッションである「背水の罠」を筆頭に「巨砲の守護者」「星の牢獄」といった頭のおかしいミッションは、下手をするとシリーズを嫌いになる恐れがあると思い早々に諦めた。「5」には赤ビークルと紫レタスは出ないといいけど、どうせ代わりのストレッサーがわんさか出るんだろうなあ。

・バーフバリ 王の凱旋 完全版



167分すべてが見どころといっていい特大の娯楽映画だが、特に「リアリティ?何それ?」と言わんばかりの人外バトル&アクションは最初から最後までテンション上がりっぱなし。「弓矢のランデブー」や「人間砲弾」はアホらしいのにスタイリッシュだし、バーフバリとバラーラデーヴァという人外同士のタイマンはマーベル映画に泥臭さと力強さを足した感じ。
アクションだけでなく、オーソドックスな貴種流離譚ながらもおそろしくドラマチックなストーリーにも唸らされる。行き違いと陰謀(と空気の読めない発言)による親子の亀裂、父バーフバリの悲劇、国母シヴァガミとカッタッパの苦悩に満ちた人生は重厚でありながらどんよりさせないユーモアも挟まれていて飽きることがない。
父親世代のドラマが見ごたえあり過ぎて、回想終了からクライマックスまでがややあっさり(映像的には見劣りしないどころかエスカレートしているんだが)しているように感じたのと、現在パートのヒロインのはずのアヴァンティカが一切目立たず完全に空気だったのと、あいつが最後までのうのうと生き残っていたのが気になったかな。
役者陣もの演技も見事の一言だが、特に印象に残ったのがメチャクチャ悪い奴で憎むべき敵なのに最初から最後までずっと憎いより「可哀想」という憐れみの感情が頭から離れなかったバラーラデーヴァ、親子の情と立場に翻弄されたシヴァガミ、「臆病者が勇者になる」という大好物を存分に味あわせてくれたクマラ。
ここまで豪華絢爛な一大叙事詩を大画面で観られたのは本当に幸せだった。やや血生臭い(首や指がポンポン飛ぶ)以外は万人にお勧めできる大傑作。できるだけ大きな画面と良い音響で堪能して欲しい。


・ベイウォッチ エクステンデッド・エディション



筋肉・美女・おっぱい・下ネタ満載、ロック様率いる水難救助隊がビーチにはびこる犯罪組織をぶっ潰して終わる、ネタバレしたところで何の支障もない単純ストーリーの何も考えなくてもいいバカ映画だけど、ベイウォッチたちの性格の良さ、仲良しっぷりに終始気持ちよく観られる。意外と直接的なエロはないので苦手な人も安心。
同じような潜入捜査が都合4回も続くのはさすがにワンパターン(そもそも「ベイウォッチ」である必要が無い…)なのと、後半はシリアス度が増し、普通のアクション映画になってしまう(ギャグが無いわけじゃないが)のは残念なところ。それならそれでロック様の肉弾戦をもっと満載で観たかったところだけど、クライマックスの「落ちてくるモノ」が最高だったので許した。
ロック様はもう説明不要なハマリ役、もう一人の主人公と言っていいザック・エフロンもイケメン+マッチョという羨ましい見た目で、生意気で協調性のない元メダリストの新人をそつなく演じていた。ばいんばいんの美女たちは目の保養にはなるがキャラクターとしては今一つ描き分けられていないのが残念。
休日前の夜に、酒でも飲みながら気軽に見るのが◎。
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