関西空港が被災して、、という状況のなか、
未明に北海道胆振(いぶり)地方で震度7を観測する地震が発生しました。
この地震で、
苫小牧の東側(JR日高本線沿い)にある、苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所が損傷、
停止してしまったことをきっかけに、需要と供給のバランスが崩れ、
北海道内の他の火力発電所が相次いで停止、
北海道全域に広がる停電となりました。
現在、火力発電所などを再起動しており、
復旧している地域もありますが、
苫東厚真火力発電所は地震前の時点で道内の約半分の電力を供給していたことから、
この火力発電所が完全復旧するまでは、どんなに良くても計画停電は避けられないでしょう。
(現時点で泊原発の緊急再稼働も無理でしょうし)
これによりJR北海道はもちろん、道内の全鉄軌道路線が運休を強いられています。
電気を動力として動く電車は当然として、
ディーゼルエンジンを動力とするディーゼルカーであっても、
線路の信号装置には電力が欠かせないことから、
これではお手上げです。
なかなか厳しい状況です。
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