むかしむかし大学生の頃、会津若松市内のガソリンスタンドでバイトをしていた自分。
週末になると県外ナンバーの老夫婦にだいたいこう聞かれる。
「大内宿(おおうちじゅく)ってどう行くの?」
とっさに店内にある観光マップを渡して国道118号線を南下するよう伝えるのだが、とある老夫婦はさらにこう聞いてきた。
「それって道良い?」
??
質問の意図がわからず聞き返すが、
「道が良いかどうかきいてんだから、良いか悪いしか無いだろ!」
の一点張り。
当時、ドライビングプレジャーしか追い求めていなかった若かりし自分は笑顔でこう答える。
「前にクルマが居なければ最高の道ですよ!」
月日は経ち、再考する。
あの回答で正解だったのか?
過敏になったお尻の痔センサーが僕に教えてくれている。
国道118号線は酷道だ。。。
そして、この過敏になったお尻の痔センサーにより酷道レベルが定量的に評価できるようになり、いろんなクルマに乗ることで分かってきたこともある。
ズバリ、酷道レベルが低い道(ようは凹凸の少ないフラットなアスファルト路)はどんなクルマでも等しく快適!!
(逆に酷道レベルが高い道では乗り心地が悪いクルマほど大きく不快)
まぁ何が言いたかったというと
「日本中の道がちょ〜フラットに作られていれば、高いクルマだろうが安いクルマだろうが、乗り心地は等しく快適。つまり舗装路が進化すればクルマの差別化要素は減っていく」
というハナシ。
ちなみに昨年いわき市では、国道49号線バイパスが2車線から4車線に拡張され、新路面があまりにも快適だったので酷道レベル0と認定しました。
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