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2018年06月06日16:10

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中国の原子力潜水艦は航行時の(『割れ鐘を叩いているような』と表現されるほどの)雑音だったが、新型では改善されているようである

091型原子力潜水艦(09-1型、長征1号級)は、中国人民解放軍海軍が1970年代から運用中の攻撃型原子力潜水艦である。NATOコードネームは漢王朝に因んで漢級(Han Class)。


https://ja.wikipedia.org/wiki/091型原子力潜水艦


船体は涙滴型・複殻式構造であり、3番艦以降は艦体が8メートル延長されている。搭載する魚雷の数を減らすことなく対艦ミサイルを搭載できる垂直発射管を搭載しているとみられていたが、実際には従来の魚雷発射管から水平に発射されるものであった。艦体が延長された理由は、航行時の(『割れ鐘を叩いているような』と表現されるほどの)雑音対策によるものと見られている(このため401号艦、402号艦は母港で長期係留状態にある)。雑音の音圧レベルは、401号艦・402号艦が160〜170デシベルで(スキップジャック級や旧ソ連のノヴェンバー型などの初期の原潜と同水準)であるが、403号艦から405号艦は改善され、140〜150デシベル(パーミット級と同程度。ロサンゼルス級は105〜125デシベル)。しかし依然として静粛性に欠け、アメリカ海軍や海上自衛隊には容易に探知されている。


主機に加圧水型原子炉 ターボ・エレクトリック方式(タービン減速方式との説もある)を採用した。しかし、陸上用加圧水型原子炉を潜水艦用原子炉として十分な研究なしに改造・導入したため、構造的欠陥が原因と考えられる放射能漏れ事故が頻発した。1番艦は1974年に就役したが、約10年間は完全に運用できる状態ではなかった。また、中国国内には被曝した潜水艦乗員らを対象とする、放射能汚染障害専門病院「海軍409核傷専科医院」が新たに設立されている。

運用
中華人民共和国は1950年代後期から原子力潜水艦開発に着手し、1番艦「長征1号」は1974年に完成した。続く4隻の潜水艦は1980年代に就役した(中国名:長征2〜5号)。また本型の艦体を延長し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した夏型も完成しているが1隻しかないため、出港は稀である。

5隻が建造され、全艦とも北海艦隊(青島)に配備された。複数回の放射能漏れ事故を起こしたが、1番艦「長征1号」は2003年に予備艦となり、2013年に退役するまで、長らく艦籍にあった。

2004年11月ロサンゼルス級原子力潜水艦に追跡されていた1艦がグアム島近海まで航行した後、石垣島付近で漢級原子力潜水艦領海侵犯事件を起した。その際、海上警備行動が発令され、海上自衛隊に探知・追跡された。

既に2隻が退役しており、稼働するのは3隻のみである。2017年には、1番艦「長征1号」が中国人民解放軍博物館に展示されることが報じられた[3]。

日本の「そうりゅう型潜水艦」を見ろ、まさに匠の精神を体現=中国メディア
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=5142980


093型原子力潜水艦は、中国人民解放軍海軍の原子力潜水艦である[1]。NATOコードネームは殷王朝の別名に因んで商級(Shang Class)。

旧式化した091型(漢級)の後継[2]として開発された中国人民解放軍海軍で二番目の攻撃型原潜である[1]。ロシアからヴィクターIII型原子力潜水艦の技術を導入して静粛性の向上を図っている[3]。ただし、司令塔の形状はヴィクター型と全く異なり、潜舵も司令塔取り付けであるなど、外形は全く異なる[3]。アメリカ海軍の評価では、静粛性もヴィクターIII型に劣るとされている[3](ヴィクターIII型の静粛性は、概ねスタージョン級やロサンゼルス級の初期型と同レベル)。

2007年になると、この艦の発展型である094型が航海している様子が撮影され、本艦が実戦配備されている可能性が濃厚となった。

また、2007年8月には、中国の軍の公式雑誌『現代艦船』で写真が公開され、同時に技術的課題が解決され、2006年の12月に一番艦が就役(配備)したと伝えた 公開された写真。1番艦は1994年建造開始のため、就役まで12年を要しているが、2番艦は2000年建造開始、2007年就役と建造期間は短縮されている[3]。

093型の後継として、静粛性が向上し、対地攻撃力を増した、095型が開発中と推測されており[2]、早ければ2010年代後半[3]、遅くとも2020年代前半には就役すると見込まれている[2]。

しかしその後船体を若干延長、水中放射雑音も抑えた改良型の093A型が3番艦・4番艦として、さらに改良型の093B型が5番艦・6番艦として建造されている。[4]

中国人民解放軍海軍が技術や兵站上の問題を改善し、潜水艦の遠洋航海に乗り出したのは、事実上2000年代の半ばからと、その期間は未だ長くはない[5]。その中でもって、093型は遠距離展開を図っており、2014年にはインド洋において哨戒活動を行っている[6][7]。

2018年1月10日から11日にかけて尖閣諸島(沖縄県石垣市)の接続水域を潜没航行した潜水艦1隻が同12日に中華人民共和国の国旗を掲げて東シナ海を浮上航行したことを、日本の海上自衛隊が確認した[8]。小野寺五典防衛大臣は同15日、この潜水艦が商級であると記者団に説明した。『産経新聞』の報道によると、この潜水艦は商級改良型の可能性があり、その場合、最大射程540kmの巡航ミサイル十数発を搭載可能で、中国海軍がアメリカ海軍の空母部隊に対してとっている接近阻止・領域拒否戦略の一端を担っているとみられる[9]
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