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2018年03月25日22:49

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第三者としての判断を求められたのサ・・・

今年の一月の下旬に
熱海からご夫婦二人の治療依頼がワシに在った・・

ワシが自身で配り入れたチラシを元に
治療依頼をされたご夫婦だった・・

ワシは電話をお受けして
「治療には3回かかりますが・・・身体のどこにも痛みがない 完治を目指します」
と請け負って
3回の施術を行うことができた・・

奥様の痛みは ほぼ完治出来て・・
旦那様の両膝は典型的な変形性膝関節症の慢性の炎症があって
3回で大元は完治に至ったのじゃけど残った膝の炎症がまだ至らなくて
今後の炎症が消退しているのを待つ・・・という段階だった・・

ワシが目指すのは この痛みの 完治 であって

それは可能だと思っていた

このご夫婦に 「桜が咲くころにまだ痛みが在ったら また来てください」
と伝えていた・・

そして今週はじめ 奥様から 電話があった
「あれから私の方はよくなりました。
主人の方もだいぶ膝が良くなって痛いなりに過ごしていました
でも3月12日に駐車場で転んで救急車で病院に運ばれて入院となりました。

お医者様の診断によると大腿骨が骨折しているそうで
16日に左の人工骨頭挿入術を計画しているとのことでした
私は説明を受けて 手術同意書に サインしたのですが
主人は本当に骨折しているのかわからないから同意できない
なんでお前が同意書にサインしたのかよ・・と責められているとのこと・・

その後も 23日に 手術を予定されていたけど
夫が納得できず 手術を突っぱねたとのこと・・・

そこで 奥様は ワシに 電話で このような状況を伝えられて

ワシに 判断を 求められたのじゃ・・

撮影したレントゲンの画像のコピーを渡されたとのこと・・

自身の身体はほぼよいのだけど
まだ時々左脚のしびれが出たり引いたりしているので
自分の身体も診てほしいと言ってこられた・・

この奥様の身体を診ると 前回の3回の治療でほぼ治られていた
さらに治療すると まだ良くなるところは在ったようだった・・・

ワシが今回受け取ったのはこの奥様の施術料だけで
当然払うと言われた
旦那様の状況の判断料など受け取っていない
当たり前のことサ・・

差し出されたレントゲン画像のコピーをみると
典型的な大腿骨頸部内側骨折の画像だった

ご本人は この画像を見て 説明されて どこがどう骨折しているのかが
分からなかったみたいだ・・

そこでワシは ボールペンで 異常な所を なぞり 明確にして
3ヶ所ほどの 異常を 分かり易く 示したサ〜

それに加えて
この事例における 人工骨頭挿入術という選択も 的確な 最善の方法であることも
是認したのサ〜

80歳を超えた人じゃからね・・・

ワシよ〜
21歳から臨床の現場に出ていて
多くの大腿骨内側骨折の症例に出会ってきたのサ・・・
内固定の方法にも色々あって・・
エンダーネイル・・
三翼釘・・
コンプレッション ヒップ スクリュー
など いろいろ 体験したサ・・・

術後の後療法を担当してきた経験から鑑みても・・

これが
ベストウエイだと思ったのゼよ・・・

(それを伝えたサ〜)

その手術がうまくいけば3週間ほどで歩けるようになるので
早々に退院して
ワシの治療を受けに来ればよい
2〜3回ほどで再び歩けるようになるでしょう・・

と伝えたサ〜

奥様は 納得して 帰って行かれた・・・

どうしてよいか分からない状況の中にあって
光明を得られた気分ではなかっただろうか・・・

臨床家にとってこれは大切なことであると思う

自分の経験と見立てによって
患者さんを安心させることがまず大切なことなんじゃと思う


これをこうしてこうすればこうなります・・

ということを はっきり 自信をもって 伝えることは 多くの臨床家にとっては

難しいことなんじゃ・・・

予測できない困難なことが起こりうるので
実際の臨床の現場においてはそれがなかなかむずかしいんじゃね・・・

今回のことは
患者と医師とのコミュニケーションがうまくいっていなかったから生じたケースからかもしれない

ほんとうに痛みを治せる 信頼できる治療者を知っていることは 困難な中で 未来を見るときの希望になるし

頼れる よりしろに なるのかもしれない・・・






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