格好良い。

プラド美術館からの輸入品ではない日本版のグッズ。
オリジナルグッズが面白い。小さな図録も気が利いていて良かったです。素敵なティシャツもありました。ベラスケスの絵画は７点、ラス.メニーナスのグッズもあり驚きました。子供の頃に読んだ本に、その画家に肖像画を描かれると不幸になる。など宮廷画家の苦労や秘密を思わすエピソードの書かれた本を思い出します。図録の表紙は、王太子バルタサール.カルロス騎馬像です。とても大きい絵なのは、家の中でも見上げる位置に置きよく見えるように工夫してあります。将来王様になることを約束されていた彼ですが、16歳で亡くなってしまいます。背景と騎馬姿を巧妙に使う技法で描かれ、(ベラスケスの得意とした遠近法と彩色法を使い)とても大切にされ将来を確実に約束されていたことがよくわかります。でも馬のお腹が丸くなっているのは富の象徴だとか？どちらにせよ小さな子供を沢山描いたベラスケスの傑作であることが大切かも？(風景肖像画のひとつである。)後に近代外光絵画の先駆けとも表現される。(*東方三博士の姿を描いたベラスケス、キリストの生誕を祝う姿は色々な画家が描いているがベラスケスの描いた東方三博士はとても良い。私の好きな絵の一つです。)