クイーン・エリザベス 2020年に横浜発着4本 #船旅へのいざないシリーズ

写真は何れも2017/03/13（月）9：08〜9：35にかけて神戸港ポートターミナル〜ポートアイランド北公園の間でスマホで撮影したもので、3枚目の写真で本船にへばりついている青くて小さく見える船は給油船です。



客船「クイーン・エリザベス」は、世界で一番有名な客船、と言ってよいと思いますが、現在就航中の船は同名の船の3代目にあたります。

蛇足ですが、イギリス海軍の同名の空母が2014年7月4日に進水しており、昨年（2017）から就役しているはずですので、そちらについてはミリヲタさんにお尋ねください。



クイーン・エリザベス号と言えば「世界一周」を思い浮かべる方がほとんどだ、と思いますが、運航会社のキュナード・ラインと親会社のカーニバルは、同船ではワールドクルーズはやめて、時期に合わせて世界中の人気海域を移動し、一定期間とどまって、フライ＆クルーズに向けた運用をする旨、既に発表しています。

2019年4月19日（金）〜28日（日）の横浜発着10日間（横浜〜函館〜秋田〜金沢〜境港〜釜山〜八代〜横浜）と、2019年4月28日（日）〜5月5日（日）の横浜発着8日間（横浜〜広島〜釜山〜長崎〜横浜）は、すでに世界中の市場に向けて発売中です。



この度発表されたのは、2020年春のスケジュールで、発売は今年2018年7月2日（月）からです。

4月中旬〜5月中旬は「不思議の島」である日本列島の周囲の海が最も安定する時期です（それまでは北海道が時化るし、その後は沖縄が梅雨入りする）が、その間の35日間に4本の横浜発着クルーズを催行します。

4月11日発は横浜〜広島〜済州島〜長崎〜宮崎〜高知〜横浜の9泊が17万6000円〜です。

4月20日発は横浜〜青森〜秋田〜金沢〜境港〜釜山〜清水〜横浜の9泊が17万6000円〜です。

4月29日発は横浜〜鹿児島〜済州島〜福岡〜長崎〜横浜の7泊が14万5000円〜です。

5月6日発は横浜〜秋田〜金沢〜京都舞鶴〜境港〜釜山〜長崎〜横浜の9泊が16万8000円〜です。

旅行代金は日本の旅行会社から買う場合は円建てで、為替レートの影響は受けませんが、別途、港湾税等諸税とチップが必要で、こちらは為替レートにより直近に決定され円に換算して加算されます。



これも蛇足ですが、京都府の港湾当局は舞鶴港を「京都舞鶴港」という名前でポートセールスしており、クイーン・エリザベスをゲットしたことにかなり浮かれているようですよ。

京都新聞（2018年03月09日23時10分配信）「クイーン・エリザベス」初寄港へ　京都・舞鶴港→http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180309000146



キュナード・ラインの日本語版ホームページ→http://www.cunard.jp/



地球の7割は海です。そして日本は島国です。出かけませんか、船旅へ。