舞台12「サソリ退治に使う棒」フロム・ニューヨーク演劇公演2018@下北沢駅前劇場
笑った笑った、すごい舞台だったのかもしれない。観客に笑いを強要するような関西の笑いとは対極のものだった。普通、笑いは観客が同じ所でいっせいにドッと来るけど、この舞台では、観客一人一人が笑う壺が違っていて、常に客席のあちらこちらで誰かが笑っている。それもクスクス笑いだったり、ドッとバカ笑いだったり、みんな反応がさまざまだった。こんな客席に遭遇した事はない。「江戸っ子の粋」という言葉が浮かんだぐらい。凄い舞台だった。
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