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次に使うのはこちら、
キャスコのネットフェンスです。外でよく見かける、緑色のフェンスを模型化した製品ですね。
透明な塩化ビニール板に緑色で格子模様を印刷して、フェンスの網目を表現しています。
この様にカッターなどで切り離して使うのですが、実際に網目が抜けている訳ではないので、角度によっては全体が不自然に光ってしまう事もあります・・・その辺りは本当に網状になっている製品の方が実感的なのは当然ですが、それらが基本的にお高いのに対して、これはお手頃な値段なのが魅力です。今回は遠景に使うので大して気にならないと思って、試しに買ってみました。とは言っても、このままでは使わずに少し手を加えてみます。
設置する時の支柱として、フェンスと同じ色に塗った0.3mmの真鍮線を接着しました。地面に埋め込む下側だけでなく、上の方にも少し突き出る長さにしておきます。
この上側に出た部分を斜めに曲げて、そこ同士を横につなぐ様に真鍮線を接着していきます。
鉄条網による侵入防止用の仕掛け、いわゆる「忍び返し」付きのフェンスになりました!有刺鉄線は、真鍮線に木工用ボンドを点々とつけて、乾燥してから塗装をして表現しています。
これを、前回ベースに固定した築堤の上に立てました。なかなか良い感じではないかと♪有刺鉄線はきれいな直線には張らずに、わざと少し歪めています。
モジュールを後ろから見ると、
こんな感じになりました。
築堤の部分を真上から見ると、先に固定した本立てと築堤との間に、3mmくらいのすき間があります。
こちらは手持ちの厚いボール紙に補強用の木材を接着して、片面をボードの側面などと同じ色で塗った板です。
これを先ほどのすき間に差し込めば、
背景板になるという訳です。つまり「背景板立て」を築堤に偽装させている、というのが本当のところだったりしますw
でも、情景としても違和感がない程度には作りますよ!
ここで草を生やしました、
フェンスの向こう側にも植えていきます。
グレー系の人工物の中では、ほんの少しの緑が効果的に映えますね♪
そして、人形の準備をしていきます。遠景なので、手持ちの中でもあんまり出来が良くない安物を使ってしまいましょうw
固定する時の支柱になる真鍮線を植え込んでから、一部を塗り直しました。
これらを築堤の上に配置していきます、正面側から眺めてみると・・・
印刷によるフェンスは線がとても細いので、向こう側の人形がすっきりと自然に透けて見えますね。ちょっと気になっていた光の反射も、ほとんど気になりません。
築堤の上は幅がせまいので、全員が一列になってしまっているのが少しおかしいのですがw
つづく・・・
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