体調を崩してはじめてわかる
健康のありがたさなのかなって思う
世の中には3Dプリンターで
安楽死できる装置を作る博士もいるらしい
ボタンひとつで苦しまないように逝ける
物質がカプセルの中を満たすらしい
あ
これ欲しいなあ
なんて冗談でも思ってしまったのが
なんだかなあって思ってしまった
いくらくらいで買えるんだろう最終兵器
まだそこまで追い込まれていない気もするし
まだやりたいことたくさんあるんだけど
いつも引き際に向けての生になってしまって
この先もその想いは払拭できないのかなあ
あたまがおかしいくらい
サディスティックな夢を見てしまって
ドえむを自負していたのにおかしいなって
すいか割りの練習をひたすらしていた
ゲームの世界にいるみたいで
ひたすら現実味がなくなっていた
廉価な価格で3Dプリンターを購入できたとして
技術もないけど何を作ったらいいのだろうと
妄想していたけど何が作れるんだろう
立体を印刷するってどんな感じなんだろう
クローン人間とか作れたりしたらすごい
2次元の世界に入れるマシンが出来たら
もう気が狂ってしまえる自信がありそう
4次元ポケットを3Dプリンターで作ってほしい
なんかわけのわからないバグが発生して
絵画の中に閉じ込められてしまったような
映画の中に閉じ込められてしまったような
彫刻の中に閉じ込められてしまったような
音楽の中に閉じ込められてしまったような
演劇の中に閉じ込められてしまったような
建築の中に閉じ込められてしまったような
文学の中に閉じ込められてしまったような
ここから出してくれなのか
このまま時間が止まればいいのになのか
どっちだかわかんないまま時間が流れていく
安楽死できるなら色々オプションとして
保証内容の夢の幅が広がってくれたらいいのにな
素敵な想い出だけ上手に練り込んで凍結されたい
そんな都合よくいかないまま果ててしまいそう
もうちょっと未来の技術に触れてみてから
びっくり仰天してしまいながら生きたり死にたい
とりあえず闇見ながら悩みながら病みながら
健康という儚くてかわいいやつを目指そう
歳をひとつとるということ
わけのわからない人生というものに
感謝という不思議な概念を捧げてみること
わけがわからないよ
よくわからないけどありがとう
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