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2017年12月08日20:40

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苦境

1941年の12月8日から、真珠湾、マレーへの攻撃で太平洋戦争が始まります。

苦境に陥ると手段を選ばないと言う話ですが、CNNの記事によると、

ベネズエラのマドゥロ大統領は12月3日、

「ペトロ」と名付けた仮想通貨を導入する計画を発表したそうです。

アメリカの「金融封鎖」を打破する目的だそうです。

仮想通貨は複雑なアルゴリズムでコンピューター上で「採掘」する実質上の「貨幣」。

最も有名なのがビットコイン。マドゥロ大統領はベネズエラの仮想通貨について、

国内の石油、金、天然ガス、ダイヤモンドといった天然資源により担保されると。

ベネズエラの原油埋蔵量は世界一だが、石油の生産量は13年ぶりの低水準を記録。

関連企業が代金不払いを理由に操業を停止しているためです。

今回の仮想通貨の導入は深刻な金融危機の解決策となる公算は非常に小さく、

ベネズエラ政府と国営石油会社PDVSAは先月、

一部の債務に関して債務不履行になり合計およそ650億ドルに上る

債務の支払いも不可能になると予測されています。

現状でも購入できない国内の食料品・医薬品の不足が悲劇的な状況になると

記事は結んでいます。


現状でも原油のほとんどは共産中華への借金支払いに向けられているのに

そんな石油に担保される仮想通貨が信用されると思うところが不思議で、

それどころか仮想通貨自体のシステムは大丈夫にしても、

そのデータ管理に問題があれば「マウント・ゴックス」の二の舞です。

それに、その弱点を突いてくる存在に注意を払ってない時点で結果は明らかです。

けんかを売っている相手を舐めすぎです。

まだ、ジンバブエみたいに貨幣運用を放棄したほうがましなくらいです。

資源があるのに無駄遣い、南米の夢を追った結果が現状です。

麻酔や消毒液すらない状況での手術は些細のものでも命がけ、

慢性の食料不足で更に耐性が落ちて更にレートは悪化。

絶望的なレースのゴールはどこへ向かっているのでしょうね。
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