第４０４７話　　ニセ非常口への進路

こしあんでもOKなこともある。
小樽の有名なお餅屋さんのお餅を頂いたんです。
本当に人気があって午前中で売れ切れてしまうほどなんですよ。
ただ、我が家は全員がつぶあん派。その有名なお店はすべてこしあんであるっていうのが唯一のネックだったんです。
大丈夫かな、口に合うかななんて思っていたんですけど、取り越し苦労でしたね。
すごく美味しかった。
なめらかなこしあんは口に入るとすぐにとろけてしまい、しつこすぎない甘みが口に広がります。
美味しいこしあんは実在する、ちょいと感動。
そしてお餅の生地自体がほんのりのお米の甘みがあって、そのもち米の美味しさも噛めば噛むほど出てくるんですよ。
お餅が美味しい。シンプルな日本語ですね。
スーパーなどで売っているお餅の多くはいくつか添加物が入っているので何日たってもお餅が固くなることがない、何気なく食べていたけど、意外とこれって驚くべきことだったりします。
けども、お餅屋さんのお餅は純粋にもち米だけなので、一晩経てば硬くなってしまいます。
実はこっちの方が自然だったりするんですな。
この硬くなったお餅にも意外と魅力がありました。
硬くなった餅は焼く、それだけでいいんですよ。
そしたらどうだ、これまたうまいでやんの普通に食べるのとでは全然違ってましたよ。
まだあと１個残っています。まだまだ楽しませてもらえますな。
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どうも、ともんじょです。

剣道が題材になっているものって気になりますよ。
漫画や小説映画なんかになっていると嬉しいじゃないですか。
その中で小説が原作で映画化されたものを見ました。
「武曲（むこく）」です。
剣道部とのトラブルをきっかけに剣道を始めることになったラップ好きの高校生と、
全国レベルの腕前の剣士でありながら、父親との確執によって酒におぼれた男の話。
今年この原作も読んでいます。
ちょいちょい原作との違いはありました、後者の男なんですけど、原作よりもダメ人間になっています。劇中ほぼ酔っ払って父親の影におびえています。
高校生の方も過去のトラウマで死への漠然としたあこがれを持っているっていう設定が加えられていました。
それはいいんだけど、この高校生サイドの物語が原作を読んでいないとちょっと行動に理解ができないんじゃないですかね。
剣道を通じて成長はするんだけどその要因に剣道と禅の教えっていうのがあって。
その中で色々と言葉を教えてもらうっていうのがあるんですけど。
その部分が少し薄くなっているから、なんでクライマックスの決闘シーンが起こるのか分からなくなります。
すごく壮絶なんです、そこはわかるんだけど、描き方が少し足りなかったかも。
けどね、原作もその部分に関しても同じことが言えちゃって少しだけ物足りなさを感じる部分だったりするんですね。
なので、映画が悪いってわけじゃないので気にしないで命のやりとりを見てください。
原作を合わせて鑑賞するのがポイントかな。