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2024年05月27日22:42

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第6419話  閉じるボタン突破

今日見つけたいい言葉をご紹介!
「アメリカ産ヌカニシン」
市場の魚屋さんで見つけました。
いいでしょ?
アメリカ人ってヌカニシン食べるのかな?っていう素朴な疑問もあるし、
アメリカでぬかを使ってニシンを加工する技術がそもそもあるのかとか、
想像しだしたら止まらなくてすごくおもしろい言葉でしたね。
まあ、言ってしまえば、アメリカで獲れたニシンを輸入して日本でぬかにつけて加工するっていう単純なものなんだけどさ。
おかしみを感じてしまったんですよ。
「アメリカ産ヌカニシン」

どうも、ともんじょです。

「猿の惑星」が見たい。
ちょうど今新作が公開されている最中じゃないですか。
新3部作は見ていましたが。
本家本元を実はちゃんと見ていない、ものすごく断片的に通してみていないことに気が付いたんです。
なんといっても新3部作は本家の前日譚なんだからそれくらい見ておけよっていわれちゃいそうです。
宇宙飛行士が亜光速航行で地球以外の惑星を目指していると、コールドスリープに目覚めてたどり着いた惑星、そこは猿と人間の立場の逆転した惑星でした。
あらすじと結末は誰もが知っている共通認識ネタバレ作品ですよね。
DVDのパッケージにもラストカットが使われているくらいに有名すぎる結末。
けど、なんだああなったかはあまり知られていない。
思ったよりも会話劇でしたね、そんなに猿に追い掛け回される逃亡劇ってわけじゃないんですね。
注目すべきは主人公の宇宙飛行士「テイラー」が立たされる諮問委員会のシーンです。
この惑星では言葉を話せるのは猿で知性もある、人間は言葉すら話せなくて知性っていうものを失った家畜のような存在になっているんです。
しかし、テイラーは言葉を話し、知性があることが証明されるのですが。
それは猿たちの信じる宗教に反する存在でした。
言葉をしゃべり、知性のある人間は存在してはならない、なのでこの諮問委員会はテイラーの存在を認めようとしません。目の前で会話もしているしただの人間とは違っているっていうのはわかっていてもです。
そして終盤では猿の文明に関する隠された歴史について、これも聖書の記述と事実が違っていることを一部の有識者たちが隠蔽していることも分かります。
教義に反する概念は認知しない。いわゆる「反知性主義」ってやつなんですね。
それともう一つ「ポスト真実」ってやつです、事実がどうであろうが、自分たちの信じるものや考えこそが事実であって、それ以外は認識しないってやつです。
約60年前の映画ですでに危険視されていたんですね、驚きました。
有名なトリビアでは原作者は第2次大戦で日本軍の捕虜になって経験があって、
そのショッキングな出来事をもとに猿の惑星を買いって言われています。
けど、日本人を猿扱いしたことよりも、この反知性主義やポスト真実について描いていたことのほうが驚きでした。
たださ、この聖書っていうものの記述が意外と人間のことに関しては間違っていない部分があるのがさ痛いとこ突くんだなって思いました。
まだ見ていない人は見たほうがいいかも、かなり面白かった。
これを見て、新3部作を見ると、なるほどねって思えますよ。
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