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2017年12月07日10:01

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【美術】「野生展:飼いならされない感覚と思考」

皆様、お今晩は。来年の2月4日迄21_21 DESIGN SIGHTにて開催されている「野生展:飼いならされない感覚と思考」に行って参りました。その感想です。


21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年10月20日より企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」を開催します。展覧会ディレクターには、思想家で人類学者の中沢新一を迎えます。中沢は、各地のフィールドワークを通じて、時代や領域を横断し、学問の垣根を超えた研究を行ってきました。
人間の文化と生活には、心の土台となる「野生」の能力が欠かせません。私たちのもつ本能であり、知性でもある野生は、創造力に大きな刺激を与えるきっかけになります。たとえば、明治時代の日本が生んだ大博物学者、南方熊楠(みなかたくまぐす)は、偶然の域を超えた発見や発明、的中(てきちゅう)を「やりあて」と呼び、それを繰り返すことで、粘菌学の領域をはじめ神話学や民俗学にも優れた足跡を残しています。熊楠のような思考の跳躍は、ものづくりや表現の歴史においても、度々その例を見いだすことができます。
理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代においても、野生の感覚と思考は、いまだ失われていません。中沢は、「私たち人間の内に潜み、『まだ飼いならされていない心の領域』こそが、今まさに大切になってきている『野生』のすみかである」と言います。
現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。本展では、現代の表現者たちのもつ野生の魅力に着目し、さまざまな作品や資料を通して、その力を発動させるための「野生の発見方法」を紐解いていきます。


観て参りましたが、中沢新一先生の御著書を読んで居れば成る程、ナルホドと頷けながら観れたかも知れないのですが未読なのでどこがどう繋がっているのかサッパリと言うのが正直な感想でして、説明文にもある通り時代や空間を駆け抜けるところは感じたのですが、青木美歌さまの作られた『あなたに続く道』と田島征三さまの『獣の遠吠え』以外には面白いと思った展示もなくまあ、いつも通りと言えばそうなんですがこんなものかぁで終わってしまうのが毎回残念であります。いつも思うのですが、無料で公開してあるギャラリーー3の方が面白く感じてしまうのは何故なんだろうかと感じてしまうのでありました。




http://www.2121designsight.jp/program/wild/

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