近鉄から、名阪まる得きっぷ終了というニュースが入ってきました。
この「名阪まる得きっぷ」というのは、
名古屋から、鶴橋・大阪上本町・大阪難波のいずれかの駅までの乗車券+特急券の回数券で、
レギュラーシート用とデラックスシート用、それぞれ5枚綴りと10枚綴りがあります。
有効期限は発売日から3ヶ月で、
今年12月30日をもって発売終了となります。
レギュラーシート用で1回当たり最大910円お得になることもあり、
好評を博していたきっぷですが・・・・
もっとも、金券ショップ等で取り扱われたりしていることも往々にしてあるようです。
またこのきっぷは、
乗車前に必ず近鉄の駅窓口で乗車券付き特急券に引き替えてもらわねばならず、
終了の裏には駅窓口の混雑緩和や、
チケットレス特急券の推進という近鉄の方針もあるようです。
(事実、来年の1月10日〜3月末まで同区間のチケットレス乗車には割引キャンペーンがあります)
たしかに一定のイメージダウンは避けられないものの、
さりとてこれで新幹線に流れる乗客も価格面や地の利からしてそうそうは多くないでしょう。
むしろ上述の問題を緩和することへの期待もあるのでしょう。
ただ少し気になるのは、関西地区ではJRの特割きっぷ廃止とか、
私鉄でも3dayチケット廃止等々、
利用促進に冷や水を浴びせる形にならないと良いのですが・・・・。
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