ヘッドライト
ビル街のものかげで
あなたを抱きしめ
口づけをかわしたら
こみあげる想い
離したくはないよ
走る
車
ヘッドライトが
不意に
あなたの顔を照らせば
いっぱいに
涙ため
このボクを見つめ
細いその
からだで訴える仕草
燃え上がる
あなた、、、
ビル街は切なさに
みちあふれていて
さよならを言いかねる
恋人の姿
そこここに見える
走る
車
ヘッドライトが
そして
ボクの顔を照らすよ
運命に
逆らって
手と手を握って
地の果てに
去って行く勇気さえ持たぬ
臆病な
ボクを、、
走る
車
ヘッドライトが
消えて
やがて闇の奥に沈んで
この恋の
先行きも
暗闇の中で
切りはなし
それぞれになる事もできず
身もだえる
二人、、、
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