mixiユーザー(id:4546506)

2017年08月22日16:52

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晴天の霹靂

先ほど、電話のベル。
「はい、〇〇でございます」
「私は××です。」
「あら、こんにちは。相変わらずお暑いですね。その後体調はいかがでございますか」
「今ドイツから電話掛けています」
「え〜〜!!」

驚いたのなんのって。
だって××さんは肺腺癌を患って、日ごろの行動にも制限があるほど呼吸が浅い。
この方はお齢は80代の半ばの、ご近所に住むご老人です。
ご自分より二つ三つお若いいつも仲良しの奥様が居られて、子供はいない。

「もう長くないから、良い思い出を残しておこうと思いましてね。
寝たまま旅ができる企画があったので参加しました。」
「まあ、そういう海外旅行があったのですか。ぜひともお話をお聞かせくださいませ。」
「今、ベッドに横になったまま電話しているのですよ」
「そうでしたか。どうぞ楽しい旅をおつづけくださいませ。お帰りをお待ちしております。」
「はい、土産話を持って帰ります。」
とまあ、こんな短い会話で電話は切れた。

詳しいことは何も聞けなかったけれど、こういうのも青天の霹靂とでも言おうか。
このお体で海外旅行をしたいという、意欲が凄い。
お帰りを待って、土産話をいろいろと聞かせていただくとしよう。
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