288kgか。300kg代に突入あるか。

小錦超え288キロ！ロシア出身大露羅「名前残る」
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大相撲三段目の大露羅（34歳、山響部屋）が288kgで元大関の小錦を超えた、ですか。ロシア出身で北の湖部屋（当時）に入門、その巨漢ぶりゆえ動きの機敏さに難があり、土俵に上がってもその体格は目立つ一方、あまり勝ちそうな印象を持てない力士の一人でしたね。かれこれ15年ほど三段目と幕下を行ったり来たりと言う土俵生活に甘んじていて、同じロシア出身力士の中で露鵬、白露山兄弟（大麻スキャンダルの折に検尿で陽性反応となったために兄弟揃って解雇）や阿夢露が十両、幕内へと番付を上げて関取となった一方、ロシア出身の力士として唯一関取への昇進を果たせずにいますね。
前田（まえた）、高立（たかりゅう）のように200kg代に乗る力士が幕下以下に何人かいますが、その中でも一際目立つのが大露羅であり、ある意味“存在感”を見せているとも思えますね。第55代横綱で協会の理事長でもあった北の湖の薫陶を受け、死去するまでの14年間に亘って付け人を務めた経歴もあり、言わば“理事長の影の片腕”的な存在と言う側面もあったとか。
北の湖親方は亡くなりましたが、まだ三段目あたりで“ドアマット”的存在にあるようですが、現役中に300kg台に突入することはあるのか、そこが注目になると思います。果たして……。