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2017年07月03日09:54

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芸術の梅雨

文化的...というと秋のイメージが強い。が、そんなことを考えている暇を与えない暑さ寒さからディスチャージされた季節ということでいうなら、春もそうだったりする。通常人の一般的な感覚でいうと梅雨になってしまうとジメジメとして不快なのだろうが、自分にとってはウェルカムな気候。ということで...という訳ではないだろうが、最近やたら文化的な行事に参加することが多い。

おそらくマリッジブルーというのは、ジュンブライドだからで、彩りのある春と開放的な夏の間にある長雨の季節がヒトの詩藻を深めるから..かも知れない。というくらい、センシティブになる季節。というか雨で外出できないから屋内の行事が多い、のかも知れないがなにしろ、多い。昨日は近くの文化センターでリサイタルに行った。リサイタルというとジャイアンっぽいのだが、その知り合のルックスはまさにジャイアン。自分の知り合いなので性格も普通ではないのだが、そしてそんな自分もヒトのことを言えないのだが、かなり横暴で自己中心的。最近お金に困っているらしく、ダイエットを始め(なんちゅう動機や)、半年前あった100キロの巨漢はいまや80kgを下回わるスマートさになっていた。

リサイタルといってもソロではなく、しかも入場料を払うようなガッツリしたものではない。プロというより市井の上手いヒトが集って(とはいえリアルなプロも混じっている)「どないやねん」という感じのイベントでゆえにリサイタルなる言いまわしをしたのだが、とはいえ、そこそこレベルが高い。知り合いはセミおおとり(ラストから2番目)に登場しトゥーランドットのアリアを披露した。最後の高音がやや残念だったものの、なかなかの謳いっぷり。以前のリサイタルとくらべ、それと肥具合(体重)は関連ないのだ、と知らしめるようなプロ級の声量が、アンプラウドでホールを振るわせる。身の毛がよだつ、というほどではないが、まあ、聴き応えはあった。

ちょっとした公民館的な施設でウダウダ作業(作文やら)をしていることがあるのだが、知らないだけなのだろうが、そんな感じ(合唱・オペラの類い)で本格的な芸術活動をされている方というのは多い。絵画、舞踊、楽器演奏などなど。そしてそのクオリティーというのは、ジャンルにもよるのだが、まんざらではなかったりする。そういったものを観るたび聞くたび、自分もなにかヤリたいなあ...などとも思うのだがいつもそのうち、梅雨が終わり、または冬が始まっていたりする。
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