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2017年06月25日19:49

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鉄道雑誌でちょっと読んだことが

JRの駅などで、特急券、指定席券や乗車券を発券できるシステムのことを、
「マルス」システムと言います。


みどりの窓口のように係員に操作してもらうタイプはもちろん、
それを一般客にも使いやすいようにした端末「みどりの券売機」もそのシステムに接続しています。



先日、JRのみどりの窓口で並んでいたときのこと、
なにぶんローカル駅でのことなので、係員と乗客のやりとりが聞こえてくるのですが、
そのやりとりの中で、かつての鉄道雑誌で読んだことのあるケースを係員がちらっと言っていました。



というのは「通過連絡」についてです。
JRの路線を通り、途中伊勢鉄道や北越急行などを経由して再びJRの路線を通る場合、
前後のJRの営業キロを通算して運賃計算をするルールになっています。
(例えば名古屋から快速みえで伊勢市まで行く場合、名古屋〜河原田の運賃計算キロ+津〜伊勢市の運賃計算キロを合算してJR運賃を求め、河原田〜津の伊勢鉄道運賃を加えた運賃となります。)


しかし、それを別々な区間で2回以上行うきっぷは、マルスでは発券できないそうです。
(JRの制度上はというと、現在は不明ですが、かつては各社解釈の違いによりマルスで発券できなくても、手書き発券などで認めていたケースがあるというらしいです。)


例えば、「伊勢市から快速みえで名古屋、名古屋から特急しなので長野、ここから北陸新幹線で上越妙高、ここから特急しらゆきで柏崎まで」という乗車券は1枚で発券できないそうです。
途中に伊勢鉄道ならびにえちごトキめき鉄道の通過があるためです。
この場合、どこかで分割して購入することになります。



10年以上前の鉄道雑誌でこういうケースがあったということを読んだのですが、
現在はJRから経営分離される第3セクターが増えたため、
このようなケースも、何もマニアックな乗り方をしなくても発生するようです。

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