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2017年05月11日08:14

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春の鍋、そして手作りシフォンケーキ

某国の大統領選挙の反省会...というお題目の鍋パーティ。季節外れな気がするが、コノ時期を逃すと、早くとも秋口くらいまで次はないと思い敢行した。不定期に集い、山登りやら、サイクリングやら、youtube鑑賞やらをおこなっている少人数のグループ。年令もバラバラだが(レンジは15歳歳くらい)そんな細かいことはお構い無しに、使われる言語、長じていようが若かろうがなユルイ敬語が象徴しているかの如く、気さくなな集団。ちなみに昨日のメンバーは2人のみ。数年前まで同僚だった今は、かなり時間に余裕があるアルバイター。

この草木も芽吹く爽やかな春の日の、余韻が漂うおぼろ月夜に、何が悲しくて野郎2人で鍋なんだろう、なのだが、そんなシチュエーションをモノともしない精神力の強さが我々にはある。ちなみに集合は9:00PM。会場は相方宅。道すがらのイオンに依り、冷凍枝豆、ダイエットペプシ1.5L、うどん3玉、ニュージーランド産アイス2Lに大量のチョコパイ。鍋をするというのに、うどん以外はコンテンツの充実に貢献しないアイテムを購入し会場に向かう。ちなみに自転車。到着5分前くらいから雲行きが悪くなり、3分前には自転車こいでやや紅潮したほほを小雨が付着する。

予想どおり食材は既に用意してある。白菜、椎茸、エノキ(なぜか茶色かった)、ホタテ、エビ(これらはおそらくシーフードミックス)、豚肉にサケのアラ、そして豆腐。豆腐だけでも3丁。豚肉はおそらく500gくらいはあった。これは相方のポリシーなのだが、イノシン、アミノ系のいわゆる旨味系化学兵器(調味料)だけでなく、砂糖、塩といった、あらゆる関節的な味ツケというのは加えないということで、いつものごとくあっさりしたテイストではあったが、悪くなかった。鍋はとにかく沢山の種類の具を入れることが上手くまとめるコツ。合唱いっしょで、多少ダメなのが混ざっていても全体的な調和でなんとかなったりする。本公演が終了後、うどんを投入。さんざん喰らった挙げ句だが、さらに3玉分を2人で平らげた。

デザート。買ってきたニュージーランドアイスだと思いきや、相方が焼いたというシフォンケーキが振る舞われる。野郎がケーキか...なのだが、そういえば、しばらく前から、焼いているですよ、という話を効いていた気がする。なにぶん、大して仕事を入れていないので(ユルイシフトのアルバイター)時間はあるらしく、練習もしたらしく、予想以上のクオリティー。卵を使用した菓子が陥りやすい瑕疵、卵焼き臭さ、というのが上手くマスキングされ、薄味でもイヤミのない味になっている。特筆すべきはテクスチャー。普段、スーパーなどで売り散らかされている、脱酸素をブチ込まれ、真空引かれたようなポロポロバームクーヘンやらガビガビロールケーキやらを喰い慣れているせいか、その柔らかさふっくらさはエロさを感じてしまうほどだった。なかなか、やりおるのお。が、しかし。所詮、野郎2人の春の鍋。

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