NHKで放送されていたアニメ「3月のライオン」がおわってしまった。
毎週見ていたアニメはこれと「クラシカロイド」と「サザエさん」ぐらいだったのです。
「サザエさん」は昨日の放送では、雪室俊一の脚本の回がなかった。
先週の熊本スペシャルと通常版でも、雪室俊一の回がなかったと思うので、
ちょっと心配。
「サザエさん」の一本めの話は、ほぼ毎回、雪室俊一が担当しているのです。
で、「3月のライオン」は、新房昭之が監督だったのです。
あの「まどかマギカ」の人です。
しかも、美術は、名倉康博です。
「とんがり帽子のメモル」(84)、「楽しいムーミン一家」(90)とか、
ファンタジーですごい世界をつくっていた人です。
(ローカルな話ですが、北陸銀行のムーミンも名倉さんが描いてました。
今、オークションでグッズが高値になっているらしいです)
新房さんは、心理描写が繊細で、名倉さんの美術が黒々しい画面をつくっていたりと
通常のアニメとは一線を画していました。
まあ、4月から再放送され、10月から放送再開となるのですが。
では、映画版はというと。
監督は、「るろうに剣心」とかの大友啓志です。
ひとことでいうと、前後編の2本に分けた割には、長い。
主人公の神木の孤独さは出ていたけれども、
川本家のぬくぬくとした雰囲気は全く出ていません。
倉科カナの川本あかりは、雰囲気合ってるかなと思いましたが、もう少し丸みが必要です。
有村架純は、意外といいです。
長いと思ったのは、無駄な場面が多いように思ったからです。
やはり、アニメ版が良すぎて、比較してみてしまうのですね。
将棋の場面は、そんなに悪くないのですがね。
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