mixiユーザー(id:15425768)

2017年04月24日12:37

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脱落

sorae.jpの記事によると、

グーグルがサポートする民間初の月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」にて、

イスラエルチーム「SpaceIL」が計画遅れで打ち上げが間に合わないと。
 
Google Lunar XPRIZEでは、2017年末までに打ち上げ準備完了が条件。

打ち上げ担当のSpaceflight Industries社が、

「ファルコン9」ロケットを利用する宇宙船の打ち上げが、

宇宙船のカーゴへの収納などの問題で年内に間に合わないのだそうです。
 
SpaceILは2015年にロケットの打ち上げ契約にサイン、

Google Lunar XPRIZEのファイナリストにも最初に登録。

まだGoogle Lunar XPRIZEのファイナリストページからSpaceILは削除されていないので、

現時点では、本当なのかは不明。
 
さらに、アメリカチーム「Moon Express」の「エレクトロン」もテスト機未打ち上げ。

国際チーム「Synergy Moon」の「ネプチューン」ロケットも打ち上げ実績がないのです。

日本チームは打ち上げ実績豊富な「PSLV」ロケットで打ち上げられる様です。

こればかりは本番の蓋を開けてみなければ分からないのですが、

宇宙機は軍用機みたいにギリギリの性能を争う訳ではないので、

熟成技術で確実に飛ぶ事が最重要です。

そんな技術でもちょっとした齟齬でも失敗する訳で、打ち上げに成功した後に初めて、

搭載機器のレースが始まるわけですから、スタートラインに付くだけでも大変です。

昔、帆船時代に船がちゃんと着くかどうか賭けをしたのが、

現在の保険会社ロイズの原型だったみたいで、

そのうち我々も、月への定期船の保険ができたりするのでしょうね。



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