東京へ行ってきた。
2月に登ったキリマンジャロのメンバーの同窓会があったからだ。
面倒だなあと、少し思った。
でも、兵庫のギターおじさんや高知のオバサンも参加するという。
名古屋から行かない訳にはいかない。
4月17日(月)
名古屋駅発の夜行バスに乗る。
眠っていれば東京に着く。
片道2000円だ。
新幹線になぞ乗る人の気が知れない。
4月18日(火)
4時20分、京王・高尾駅で下車。
まだ夜明け前だ。
雨が降っている。
いちおう高尾山口駅まで歩く。
駅の軒下にあるベンチで読書していた。
7時、雨がやんできた。
高尾山ハイキングに出発した。
富士山、屋久島とともにミシュラン三つ星になっている山だ。
東京に行ったらついでに登ろうと思っていた。
天気がまだ回復しきっていないので、沢沿いの六号路というのを歩いていった。
朝早いので誰も歩いていない。
川の流れる音を聞きながら、なかなかいい感じだ。
頂上近くで階段になる。
それからコンクリート舗装になる。
1時間ちょっとで頂上に着いてしまった。
なんか観光地の広場のようなところだった。
富士山が見えるはずの見晴台があるけど、霧で真っ白だった。
下山は一号路というので下った。
この道は最初から最後まで舗装路だった。
薬王院というお寺の境内を通り過ぎた。
飯縄大権現という天狗さんのお寺のようだ。
頂上よりこっちの参拝のほうが面白かった。
リフトやケーブルに乗るとお金がかかるので、ずっと下まで歩く。
途中で老人の団体や小学生の遠足とすれ違う。
ずいぶんたくさんの人が来ているようだ。
10時、高尾山口駅に戻る。
駅の隣にある日帰り入浴温泉へ行く。
「京王高尾山温泉・極楽湯」というところ。
定食を食べてビールを飲んで昼寝をする。
高尾山は良い山だと思うけど、ミシュラン三つ星になる理由がわからん。
どこにでもある山じゃないか。
あの程度の景色なら中部地方にいくらでもある。
東京からの距離だったら筑波山があるし。
この日も外人さんが騙されて何人か来ていた。
かわいそうに。
酔いが覚めたら、もう昼下がりだ。
急いで京王電鉄に乗って新宿へ。
ちょっと時間があったから秋葉原へ。
19時、新宿西口の居酒屋でキリマンジャロのメンバーと再会する。
登頂からまだ2ヶ月しか経っていないので、お互いとくに変化はない。
アフリカのテントの中を思い出しながら酒を酌み交わす。
今回はガイドさんも含めて8人全員が揃った。
まとまりの良いメンバーだったなあ。
兵庫のギターおじさんが、キリマンジャロ登山の顛末を漫画にして出版するという。
わたしも登場するそうだ。
どんなふうに描かれるのだろう。
颯爽とした登山家かなあ。
それとも飲んだくれのエロオヤジかなあ。
本ができたら、すぐにAmazonで注文しよう。
4月19日(水)
バスタ新宿からまた深夜バスで名古屋まで帰ってきた。
さすがに二晩連続で長距離バスに乗るのはしんどい。
でも朝から労働組合の用事で税務署へ行った。
帰宅したら爆睡する。
ログインしてコメントを確認・投稿する