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2017年03月30日00:07

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春の旅4・裏山から清盛の背後を衝く

最終回である。もう2週間も前のことの日記だ。
あのコンサートやあのコンサートの日記は、いつになるのだろう。
映像がアップされた後で書き始めるかな。

山陽の旅4日目、今日も早起き、
通勤時間帯に移動するのはあまり好みではない。
宮島に着いたのが8時半くらい。
神社が目的ではない。
神社裏の、無料送迎バス乗り場へ。
ありゃ、9時半が始発だ。
仕方ない、ロープウェイ乗り場まで歩いていこう。

坂道を上る。
紅葉谷公園。あ、バスに乗らなくって良かった。
せせらぎもきれいだし、午前のすがすがしい空気。

宮島のロープウェイは、知ってる人少ないんだけど、
広島から呉の方の瀬戸内海が見渡せて、
心が広々とする。
頂上駅からも瀬戸内海が見渡せる。
25年前くらいは頂上駅にサルの群がいて、
「目を合わせてはいけません」とか注意書きがあったのに、
今は注意書きも無いので、サルは絶滅したのか?
「マムシに注意」はあいかわらず書いてあるので、
マムシはまだ生存している。

で、ここから弥山(みせん)の頂上をめざして登る。
弥山は厳島神社の裏山で、
修験道の聖地というか、山伏たちの修行の場だったのである。
いくつか、お堂が点在していて、
「消えずの火」とか千数百年、火を守っているお堂もある。
その火の上に釜がかかっていて、
そのお湯の色がほんのりピンクがかっていて、
(なんとなく袋の中のシンナーのような色)
ま、今回は建築物なり歴史的ウニャウニャは無視。

修験が好む地というのは、
巨石信仰の地でもあるのだ。
石のパワー信仰があるから、その場所が選ばれるわけだ。
今回の目的は弥山山頂の巨石群を楽しむことだった。

あれ、これしか無いの?
どうも、記憶と違う。
記憶の中の山頂の広さと、現実とは、
十分の一。
入口の巨石くぐりは記憶どおりなんだけど、
山頂部分は、たぶん箱根が混入してるのかな?
ま、それはそれで、
小規模な巨石群は力のある良い風景だ。

で、そこから下山がスタート、なんだが、
ありゃりゃ、すごくきついな。
25年前はサクサク下りて、下山の記憶とか無いのにな。
いや〜山を下るのってきついですね。
ウグイスがすごく鳴いてるのが楽しいし、
登山中の人たちが御挨拶してくれるのは、
いくぶんありがた迷惑なんだけど、
ま、挨拶されたら、元気に挨拶返し。
なぜか外人多数。
下りるのに1時間以上かかってしまった。

12時過ぎか〜やばいな。
穴子めし屋さんに行くと、大行列。
1時間チョイ待ち。
しかも、穴子、固いし。
これイオンで売ってる冷凍物?
25年前は美味かったのにな。
飯がまずいと、絶望的な気分になるのは何故なんだろう?

ーーーーーーー

宮島口から鈍行にゆられて西の方へ。
岩国、下松、徳山、とその場その場で気分を確かめつつ、
けっきょく、新山口で途中下車。
この選択はとても良かったんだけど、
「西日本豚骨分布図」を知らない人たちに、
その選択の的確さと正当性を語っても仕方ないので
今回の旅日記はここまでとする。
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