今日程、あんたを憎いと思ったことはねぇ！

神よアンタはなんでそんなに残酷なんだ。
だれよりも、頑張っていたものから夢を奪うのか。
闇に落とすのか。
なぁおしえてくれ、どうしてアンタはそこまで非常なんだ。

わかってるよ、それ以上に残酷な事も、辛い事も、悲しいこともある。
そしてわかってるさ、アンタはこういいたいんだろう。
身近にそれが起こって始めて嘆くのか、怒るのか、悲しむのかっさ。

そう勝手さ、勝手で何が悪い。
俺はそれでもアンタを恨んでる。
恨んだってどうしようもないってわかってんだ。

でも、どうも整理がつかない。
どうしたらいいかもわからない。
何を伝えたらいいかも。

だからアンタを憎む、恨む、怒る！
それしか出来ねえもん。
しゃーねーべ。

ただ、いつかはそれが納得できるまで、心の中で整理がつくまで、俺はあんたを憎む。

でもできやしない。
わかってる。
どんなに運命が残酷でも、それは試練でしかないし、それを乗り越えるのは本人でしかない。
ただ、今日だけはアンタを恨ませてくれ、お願いだ。

この残酷な運命を知り、受け入れられない俺を。