2月14日　The songs of birds

あれっ？　ハート、いつ描いたっけ？
トイレに飾ったカレンダーを見て、一瞬錯覚する。
が、わたしが描いたんじゃない。去年お使い物のチョコレートを買ったときにもらったカレンダーに、もともと印刷されていたのだ。
そう、お菓子屋さんにとって、2月14日はそれはそれは大事な日に違いない。

商業主義に染められたくだらないイベント、といった批判は承知の上で、それでも、わたしは、春を待つ寒くて光の少ない時期に、このロマンチックなお祭りがあるのがうれしい。そして、お祭りにかこつけて、大切な人たちに贈り物をしたり気持ちを伝えたりできることを、とてもありがたく素敵に感じている。

小学生のころからの、数え切れないほどの甘くて楽しい思い出と、いくつかのほろ苦く切ない思い出 . . . 。
すべてが薔薇色、というわけではないけれど、もしもバレンタインデーがなかったら、わたしの人生はいまよりずっと味気ないものになっていただろう。
なんて、毎年同じこと、言ってるなあ。wヾ(≧▽≦)ノ


さて、バレンタイン！　ハチ & ノエル に、特製の干し芋を作った。
特製の所以は、お芋をふかすのではなく焼くこと。「焼き芋」にしたおさつ（今回は紅あずま）をスライスして天日干しにすると、犬たちの大好物、甘い干し芋ができあがる。

わたし自身はというと、じつはバレンタインデーに限らず、贈り物は、チョコレートよりも花束のほうがうれしかったりする。
おいしいもの、大好き。でも、どうしても「花より団子」にはなれないのだ。

花より団子、英語では、Bread is better than the songs of birds. だって。
もちろん、花や小鳥のさえずりだけで生きられないのは、よくわかっているのだけれど . . .


バレンタインデーが、クリスマスみたいに、親しい人たちだけでなく、見知らぬ人にも親切にする日になるといいな . . . 。

などなど思う、2月如月、満月の夜♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2017.2.11記）