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2016年11月30日17:30

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キャラクターが望んだシナリオのタネを

消化できている気がするが、
一部望んだとは言いたくないものも交じっており複雑。


土曜日は天羅零、DD3氏GM。これPC一人につきひとつづつ死亡ゲージ必要なのではの巻。
日曜日はウォーハンマー、ましゅまろまん氏GM。う・○・こ・れ、始まります!(下品ですいませんほんと)の巻。


VS島津の九州天羅は
今なお続いており、
途切れぬ攻勢が我々を恐怖させ続けております。

前回、島津4兄弟のうち武闘派の4男を、立花ポジションのPCの無理を押した戦いで辛くも倒した大友サイド。
しかし、敵はまだまだ多いばかりか、
雑兵をどれほど倒しても、畑で取れるのかなんなのか、
何度戦争してもお互いの戦力差はほとんど変わらず。

敵軍のヨロイだのサムライだのの数を減らせていないという部分もまた大きい。
殺さずに戦力判定で戦勝しちゃうと、次の戦争にも出てくるので、
何気に彼らを殺さないと、なかなか状況を変えられません。


しかし我々が出来ていることは、
戦力差の関係で戦争フェイズに継続的に気合を使ってしまうため、
戦闘フェイズにそうした上級兵を相手どる気合が残らないこと。
こうなると、
誰かひとり前後、気合をあまり使わずため込んでおいたPCを用意して、
一気に気合をつぎ込んだ一撃を、敵のボスクラスに与えていくような手立てばかりになるわけです。

というわけで、
戦争のたびに20個をはるかに超える成功数での軍略を繰り出してくる特級軍師である敵次男坊に
故郷を滅ぼされた傀儡PC、

まだシナリオも中盤ですが、
あまり彼とのドラマを引っ張って戦線に複数回出られているだけでどうしようもならなくなる部分もあり、
珠50個系武器を購入、能動相打ちする流派で1〜2度ぶち当てれば殺せるだろうというなかなか恥も外聞もない…というか手段を択ばない作戦で
この因縁を一つ、まず幕を引いてしまおう…という決意をします。
「人としての力で戦にかかわれ、妖術はヒキョウだ」と方々の武士様がたから非難されておりましたので、
人の業でやってみます!
一族の安寧を約束しての開城と城主の処刑の後にそれを反故にして郎党根絶やしにする策、命を消費すれば避けようもなく死を与えられる技。
いずれも人の取りうる行い……
……妖術が卑怯とはいったい何だったのか!


……むかぁし論じた気もするのですが、
復讐者のキャラクターの場合、「敵を倒す」という他のPCがみな持ってて当然のモチベーションのみに特化していいますから、
それだけではキャラ立ちになりにくいこともあり、
また復讐終了とともに人生終わっちゃうの?というストーリーも産みがち。
しかして、中盤に大きな転機をこうして作っちゃえば、「それから」をどうするか、それを作っていく余裕もできますね。

というか
いろいろとこう
余裕ないものね!引っ張ってる場合ではないほんとに。倒せるときに倒せる手段で倒す以外の選択をするとただ負ける……!


それとは全然別に、
戦争を恨みで激化させる悪魔は滅せよって
テラから来た風なシスターが退魔しに来たのだけれど……
申し訳ない、宿敵との決着もまだという現状、今回はあまり絡みに行く余裕がございませんでした。
戦線外でも謎の怪物が領土を跋扈しているとか、同盟結んだ竜造寺の方の軍師が偽物に入れ替わられていたとか
別途起きる問題というのは戦線と必ず同時進行ですし、
複数方面に対応できる必要は本来あるのでしょうけども、
一応ね、こちらひとまずの宿命は敵国への復讐ですのでして……


色々のロールプレイをヒトめぐりして気合を稼いだ後、
竜造寺と妖怪のほうの対処に向かわなければならない立花PC以外のメンツで
攻め上ってくる島津勢とさっそく戦争。
3派に分かれてくる敵勢を、しかし策を用いて前線2部隊を一つ所に無理やりまとめ、混乱のうちに戦争フェイズに特級軍師の敵次男坊を参加させないなどして、
何とかして1ターン目をやり過ごしながら、
100を超える気合をため込んだ傀儡が戦闘フェイズに戦闘敵選択軍略をムリヤリ通し、
「あなたに会うためすべてを賭けた」と次男坊を直接刺しに行きます。

仇討ちの時には名を名乗るものだと味方に言われるまで、そんな作法も忘れていた妖怪は、
にわかに覚えた相打ち兵法に残りの気合をつぎ込み、自身も死に至りかねない傷を負いながら、敵次男坊、特級軍師を打ち取ります。


しかし、敵はいまだ大群。
残りを任せた姫と金剛機軍師は、
まともな大判定は残り数回できるかという気合を、
戦略と戦闘に割り振って順当に敵を減らしていけるか…

と思いきや、
金剛機軍師の出目が悪い悪い。

敵戦力を減らすために直接戦闘の相手に選んだヨロイを
一機壊しながら自身はボコボコにされ、
特級の軍師が敵にいなくなったにもかかわらず、
残りの軍略持ちの連中にここぞというときに敗北し、自軍の軍略の発生を失敗したりと
可愛そうなほど。
(nD6下方判定で、出目のうち5と6が半分ほどを占めることが、印象としては5割に届いていたくらい悪い)

使う策を厳選して、またぞろ気合をスカンピンにしながら、ギリギリの戦勝をおさめられたPCたちですが、
上級兵の類を全然減らせてないので次回の戦力に差が尽きそうで怖い。

竜造寺の方に行ってたPCも
確保できた本物の軍師さんと一緒に偽物の正体を暴きに行くも(ちょっと前に傀儡PCの振りをして大友をダメにしようとしていたクノイチの仕業でした)
暴れまわる不死の妖怪を操っていたのがこいつだったらしく
クノイチを妖怪両方を退けるのになかなかハデな戦闘を一人で行っておりました。
あっちはあっちで結構気合使ってるんじゃあ……。


……実は、まだ敵軍団は三派目が残っており、
ナゾのシスターの問題も手を付けられておりません。
幕を終えられたという区切りには少しばかり遠く、
今回は幕の途中でここまで。
前途多難ではありますが……

敵4兄弟、残り二人。
倒した引き換えに、PC二人の死亡ゲージチェック。
あっ……これは……




ウォーハンマーは
せっかく屎尿集積人(街に汚物が放り出される中世ヨーロッパ観内に存在する、過酷な街の清掃員)とかいうキャリアについたPCがいるのだから、と
街に食中毒系の病気が蔓延して
町じゅうが垂れ流しの汚物に塗れかける話。
……またナーグルの汚染か!


まともな治療も受けられない貧民街の汚染はとりわけひどく、
病院にも行けないまま道端で色の濃い汚物だまりを広げつつ絶命している患者もしばしば。
医療インフラが発達してなかったらノロウイルスとかこうなるんだろうな。

そんな遺体の中から、
「汚物に塗れた尻」という召喚ゲートを通って、不浄の悪魔たちが街を闊歩し始めるという危険な現象が散見されるようになります。
汚物塗れの遺体の検死、
ひとまず対峙した悪魔の検死。

できれば手を出したくないと、手慣れた集積人以外の誰もが顔をしかめる現状を、
しかしとるものもとりあえず対処せざるを得ないという判断を、PCたちはすることになります。



そうなるのなら、ただでは起きられない。
調べるうちに、
過去因縁のあった外国の暗殺者集団が、情勢的に追い詰められてこの街を後にする際、
不浄の魔神が入った小瓶を間違って落として割っちゃったっぽいということが分かり、
普通の疫病でなく「蔓延そのものが悪魔の仕業」ということが分かるに至って、

魔術学府の情報から、
「悪魔を倒せば病気も(これ以上広まらずに自然治癒に任せて)おさまるっぽい」ことが判明したので、

病気が終息するタイミングをこちらで作れる以上、ビジネスチャンスがあるんじゃねーの?
という話題が出てきます。

適当に作った薬頒布したらみんなが治ったみたいにできるぞこれ。

皮算用にほおが緩むのを抑えられないPCたち。
顧客の確保の官僚、薬(栄養剤以上のものではない)の出来と意外なおいしさ、
「悪魔さえ退けられれば」の先の王位がトントン拍子以上のスピードで解決していき、
見通しの立ち切っていないわくわくが不思議ととまりません。
何もこんな汚い話で冒険者の醍醐味を味わわなくても。



封印の解けた悪魔は、
手近な人間に取りついて、不浄のエネルギーを取り込むそう。
それには、不浄なものの側にいつも身を置くのが一番なので、
そうすると、屎尿集積人……わ、私すか?
か、その同僚か、
あるいは、
貧民街のような、清潔さを保てない患者が集まってくる場所の診療所。
シャリア神殿の出張所があるのですが……


なにしろ、
最初にアウトブレイクを起こした患者が担ぎ込まれた場所で、
この患者こそが「外国の暗殺者一味」の一人。
見張ってみれば、
どうもここの院長の様子がおかしい。
処理しなきゃいけない、患者の汚物やそれに塗れた布類の詰まった樽を、
人目につかないように自室に運び込んでいる……。


さて、
魔術学院以上に悪魔に詳しいのが、神殿の悪魔祓い部署。
こちらの話では、もう少し詳しいことが分かります。

悪魔が「汚物からエネルギーを得る」のって、
なにか魔法的な比喩でもなんでもなく、
取りついた犠牲者の口から(ry


そうした「食事」を行う悪魔を犠牲者の体から追い出すのには、
彼らの「食物」を聖水やなんかで聖別し、清めてしまうことで、
それを食った瞬間に悪魔は身を焼かれて正体を現すとかなんとか。


というわけで、院長を救うべく、アルトドルフを救うべく、
清められた聖なるう○こを作成した我々は、その樽を院長室に仕掛け、
夜を待つことに。

しばらく待つと、院長の私室の中から悲鳴が聞こえるので、
突入したところ、巨大なハエが倒れた院長の側に飛び上がるところ。


逃してなるかと戦闘を開始するのですが、

ああ、
さすがは不浄の王のデーモンだ、

沢山の小悪魔、中悪魔に加えて、
あの恐怖のビースト・オブ・ナーグル(いるだけで中距離の対象に病気を振りまき、そばに寄られると、6回攻撃にマヒがついてくるナメクジ)を召喚しおった!

かがり火のそばに。
(このナメクジは、火が怖いので、火の側にいると動かなくなります)。

ハエの悪魔も宙を舞って白兵戦闘を拒否しつつ、瘴気と臭いの魔法を乱発し、ダメージ以上にPCのパーセンタイルにペナルティを与えまくるといういやらしい戦術を取り、
中悪魔たちがかがり火を消してナメクジが戦線に参加できるように尽力してきます。


ナメクジ復帰前にボスにどれだけ痛手を与えられるか、
それとも、中悪魔たちにかがり火を消させないよう、彼らを打倒す方に戦力を割くか。

射撃魔法をハエにバシバシ打ちながら、
返すハエの魔法で無防備状態にされてしまったPCに、復帰してしまったナメクジが寄っていく(既に無防備状態なので、マヒはこの際無視していいけどダメージが…)という状態が起きるころに、
なんとか正気の範囲から外に出られたPCのジャベリンが、弱り切っていたハエにとどめを刺せます。
ひゅうう怖え。

NKT。
汚物との戦いもこれで終わり。
屎尿集積人はパーティメンバーを(半ばそうなればいいと思って)巻き込んだクソシナ(文字通り)を無事クリアし、炭焼きへの道を歩みます。……このころ人糞て燃料になってた部分あるんよ!そうしたインフラを手に入れたんよ!


ちなみに病気を治してくれる気がする「栄養マルメターノ」(顧客を集めてくれた交渉代理人の名前にちなむ)はめっちゃ売れた。350ゴールドくらい売れた。
PC人数が少ないときに限ってお金が入るのう。
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