mixiユーザー(id:363005)

2016年11月11日20:26

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R.I.P., Leonard Cohen

カナダ出身のシンガーソングライターと言えば、まずは何と言ってもニール・ヤングとジョニ・ミッチェル、それから少し毛色が違うけどブライアン・アダムス、もう少し若い世代になるとアラニス・モリセット、最近のポップ系だとアヴリル・ラヴィーンとかカーリー・レイ・ジェプセンという話になるのだが、忘れてはいけないのがこの人。ひとつもグラミー賞を獲ったこともないのにロックの殿堂入りしているという不思議なキャリア。
正直言って歌手としてはあまり好きではない。ボブ・ディランを10倍くらい個性的にしたような歌声。でもソングライターとしては素晴らしい才能を持つ方だった。良く雑誌とかの企画で「無人島に持っていくアルバム5枚」みたいなのがあるけど、ワタクシが選ぶとしたら、そのうちの1枚はジェニファー・ウォーンズの「レナード・コーエンを歌う」(原題は"Famous Blue Raincoat")になる。
このアルバムが発売された1987年の暮れ、会社に入って間もないワタクシはシアトルに赴任した。ヒマなときは現地のTower Recordsに入り浸っていたが、3回に1回くらいは店内でこのアルバムがかかっていたように記憶している。ビルボードのアルバムチャートでは最高位が確か70位くらいで、それほど売れたワケではないけれど、知る人ぞ知る名盤。アメリカでも日本でも何回か再発されている。いま調べたら、「ソング・オブ・バーナデット」というタイトルで再発したときのものをこのmixiでもレビューしていた。
そのTowerもアメリカでは随分前に倒産。一昨年家族でシアトルを再訪したが、店があった辺りは道路の再整備に伴い道幅が拡張されていて跡形もない。時代は変わる。

■音楽界の重鎮、レナード・コーエンさん急逝
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=4287969
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