広島県の厳島神社を参拝。お宿は9割がた外国人。しかも相部屋なのでめっちゃ緊張しました
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『高倉院厳島御幸記』
治承四年(1180)、高倉天皇は平清盛の圧力により譲位させられ、休む間もなく清盛ゆかりの厳島神社への参拝に連れ出される―――
空の気色(ケシキ)うららかに晴れわたりて、残りの鶯、
思はぬ深(ミ)山の木蔭にかたらふ声す。
「夜をこめて潮満つ」とて、御所の前までさし入りたる(+様ハ)
まことにこの世の有様とも見えず
【残りの鶯】ころは三月二十七日。晩春なのでこう言う
【思はぬ深山】ふと鳴き声がして驚く。神社後方に弥山(ミセン)あり
【夜をこめて】夜中に徐々に
【御所】高倉の仮宮。神社そばに設置
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