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2016年05月06日12:19

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歌枕紀行「厳島神社」

広島県の厳島神社を参拝。お宿は9割がた外国人。しかも相部屋なのでめっちゃ緊張しました

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船『高倉院厳島御幸記』

治承四年(1180)、高倉天皇は平清盛の圧力により譲位させられ、休む間もなく清盛ゆかりの厳島神社への参拝に連れ出される―――


  空の気色(ケシキ)うららかに晴れわたりて、残りの鶯、

  思はぬ深(ミ)山の木蔭にかたらふ声す。

 「夜をこめて潮満つ」とて、御所の前までさし入りたる(+様ハ)

  まことにこの世の有様とも見えず


【残りの鶯】ころは三月二十七日。晩春なのでこう言う
【思はぬ深山】ふと鳴き声がして驚く。神社後方に弥山(ミセン)あり
【夜をこめて】夜中に徐々に
【御所】高倉の仮宮。神社そばに設置


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