人間社会に政治は必要な物ですが、其れに関わる政治家や役人と言う者は、洋の東西を問わず「汚い物である」、と言う事は夙に承知して居ましたが、この頃の政治屋の劣化は目に余ります。
最近のニュースで報じられた、世界中の政治家や中にはスポーツなどの有名人が、税逃れの為に世界数か所の「タックスヘイブン」の国あるいは地域へ資金を移動させていた ! と言う事が、
中米パナマ の法律事務所“モサック・フォンセカ”から流出したとされる通称「パナマ文書」が、ドイツの大手新聞の入手する所と成り、其れが世界に報じられて、大騒ぎに成って居ます。
勿論、資金は「私金」であり、其れはトテツモナイ巨額な金額です。「巨額」ですよ「巨額」！そんな「巨額」な金を彼等はどの様に手に入れたのでしょうか？ 言わずと知れた「公金」です。「公金」と言う事は税金の横領と言う事です。
ま、中国の場合は「公金」＋「賄賂・マイナイ・袖の下」 と言う事に成りますが、何れの国も似たり寄ったりの状況です。
彼等は其れを「税逃れ」の為だけでは無く、国民の目から隠蔽する為にも「タックスヘイブン」の地域へ移動させたのは言うまでも有りません。 アイスランドのの様な貧乏国家の首相までもが其れを遣り、事が露見して辞任したと言うに至っては、世界中、政治家と言う者の品性は語るに落ちたと言うべきです。
念の為に、疑惑の人物名を挙げますと、先程のアイスランドの首相グンロイグソン氏、ウクライナのポロシェンコ大統領、中国の習近平主席、ＵＫのキャメロン首相、ロシアのプーチン大統領、とアイスランドを除いて大変有名な連中です。
此処で思うのは、日本の政治屋さんの名前が見当たらないな！ と言う事ですが、其処は心配ご無用、日本の政治屋もキッチリ悪辣な事を遣って居ます。
ただ日本の政治屋さんの場合、遣る事がミミッチ過ぎて、悪党名簿の上位を汚す事が出来ず、「南ドイツ新聞」の目にも止まらなかったと言う事なのでしょう。
イヤハヤ、日本は良い事も悪い事も三流以下と言う事なんでしょうかねェ？
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