久しぶりに通勤路の先の先まで見た。
どこまでも続く道は果てしなく続いていた。
その世界の端々に何者かもうごめいていた。
いや者ではない。
物なのかもしれない。
思えば目を開けばいろいろなものを見てきた。
どちらかというと見たくもないものが多かった気がする。
見なければ、知らなければよかっ他と思う。
でも見なければならない。
知らなければならない。
そうしなければならない訳もある。
何かを見ることは辛く、知ることは痛みでしかない。
でも見なければならない。
知らなければならない。
そうしなければならないのだ。
だから俺は見る。
人を、物を、街を、世界を、空を。
せめてすべて突き抜け他その深遠には目にする喜び、知る喜びを得れると信じて。
ログインしてコメントを確認・投稿する