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2015年12月14日17:37

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「ブルゴーニュ古酒」ワイン会

【2015年12月14日】
第763回の定例会を開催しました。
場所:Villa Due(千代田区鍛冶町)
人数:14名
会費:30,400円(食事5,000円を含む)
ワインリスト:
1) 1964 Chambolle Musigny, Charles Vienot
2) 1964 Clos Vougeot Musigni, Gros Frere et Soeur
3) 1961 Beaune Cuvee Guigone de Salins, Hospices de Beaune, Paul Bouchard & Cie
4) 1961 Clos de la Roche, J. Henry Remy
5) 1959 Beaune Cent Vignes, F. Hasenklever
6) 1957 Corton Les Renardes, Francois Gaunoux
7) 1955 Volnay Les Caillerets, Pierre Latour
8) 1955 Richebourg, L. Bouillon M. Rossin
9) 1953 Volnay Les Caillerets, Pierre Latour
10) 1953 Corton Clos du Roi, Lionel J. Bruck
11) 1937 Savigny les Beaune, Jean Lefort
12) 1937 Volnay Cuvee Blondeau, Hospices de Beaune, elv. Camille Giroud

個人的な好みでは、
☆☆☆   3,5,10,12
☆☆ 6,8,9,11
☆   2,7
でした。

3)は、甘い紅茶や森の下草やミントの香りと、紅茶やチョコレートやチェリーの味わいでした。雑味のない、クリーンで妖艶な果実味が感じられる、美しい熟成ワインでした。

5)は、紅茶やミントや黒コショウや森の下草の香りと、プラムやマッシュルームや旨味やチョコレートや紅茶の味わいでした。未だにふくよかで滑らかな果実味がり、このヴィンテージの実力の高さが、遺憾なく発揮されていました。

10)は、甘いチョコレートや木樽やモカやコーヒーの香りと、紅茶や木樽やコーヒーの味わいでした。雑味のない、優美な味わいのワインでした。

12)は、この年代にしては異様に液面が高く、リコルク品と思われますが、コルクはそれなりに年代を経ており、30年くらいは経過している印象でした。甘いミントや紅茶や動物っぽい腐葉土の香りと、キャラメルやプラムや紅茶やマッシュルームの味わいでした。健全な状態で、驚くべき若々しさでした。1980年代のワインでも、これよりもくたびれた物は、いくらでもあると思います。

全体的には、非常に満足度の高い会でした。
全て50年以上経過したワインのため、まともな状態のものは半分程度かと覚悟していましたが、明らかに酸化しているものは2本だけでした。
一般的に言われる飲み頃をはるかに過ぎたワインでも、状態さえ良ければ、楽しめる場合が多いことを、再認識しました。
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