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2015年11月13日23:16

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中国人との対話(2)

今日の中国人との対話はおもしろかったし、ちょっと安心したので書き留めておく。
彼は親日派の商社マンです。

僕:最近の中国のやりかたは、中国好きの僕にも、目に余るものがある。戦争になりはしないか?ちょっと心配だ。
彼:それは大丈夫と思う。戦争をして両国のメリットは何もない。喜ぶのはアメリカやロシアだ。両国首脳もバカではないので、それはわかっていると思う。

僕:しかし、軍艦が尖閣に近づいて挑発したりしている。
彼:何故あんなことをしたか、まだ詳しく知らない。尖閣の問題は、中国では民衆レベルでは2-3年前ほど深刻ではない。「あんな小さな島、どうでもいいじゃないか」という気になっている。

僕:尖閣の後は沖縄をとろうとしているのでは?
彼:無理して沖縄をとって中国にそれに見合うメリットがあるとは思えない。それより沖縄の知事はどうなってるの?

僕:民衆の反日感情はどうなの?
彼:習主席は江沢民ほどの反日ではない。大国中国の統領である自分をもっと大きく見せようとしている。だから民衆も昔ほどの反日では無いと思う。

僕:局地戦もないだろうか?
彼:中国から手を出すことは無いと思う。第一、もし中国が戦争をする気なら、まず日本への旅行を禁止するだろう。そうゆう措置は中国政府なら直ぐにできる。中国人が喜んで日本に行っている間は大丈夫と思う。

僕:局地戦も大戦争になる可能性を秘めている。第一次大戦は一発の弾丸で始まったし、第二次大戦も日本のパール・ハーバー攻撃でアメリカを戦争に巻き込んだ。
彼:それに戦争になると兵隊は部品のように扱われ、人民はゴミのように扱われる。民衆はそれを知っている。日本もそうだったでしょう?民衆もそれほどバカではない。

僕:中国は中華思想で拡大主義をとっていくのではないか?
彼:それはそうかもしれないが、今の中国にはそれほどの余裕がない。ご承知の通り経済の立て直しが火急だ。それも短期間で解決できる問題ではない。

僕:不動産業、鉄鋼業など、かなり深刻ではないか?
彼:かなり深刻だ。戦争よりそっちの方が心配だ。

僕:しかし一党独裁なので、雑音を気にしないで有効な手を打てるのでは?
彼:いろいろ手は打っている。(内容は省略)しかし、心配です。

僕:本当に戦争はないか?
彼:もし中国が戦争をするとしたら、失業者が何千万人もでて、かじ取りがどうにもならなくなった時でしょう。ドイツだってそうだったでしょう?今の中国はそうではない。

僕:もし、中国との戦争の可能性が無いなら、僕は日米軍事同盟には否定的だ。アメリカの、日本とあまり関係の無い国での戦争で日本がとばっちりを受けるのは御免だ。それに、仮に日中の戦争が始まったとして、アメリカがどれほど日本を守ってくれるかも疑問だ。
彼:中国はアメリカと同時にロシアも警戒している。プーチンは信用できないし、行動が早い。無意味な戦争をして漁夫の利をとられるバカはしないだろう。北京政府はよくわかっている。

僕:日本はどうすればよい?
彼:中国の伝統的な反日政策は簡単に変えられないし、日本もアメリカの手前、あまり中国に寄ることはできない。中国と日本の政府は、表は別としても裏でがっちりと手を握り、極端に走らない様にバランスをとるのがよいのでは?







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