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2015年10月13日00:00

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CHABO

何と13年ぶりの新作。
仲井戸麗市の「CHABO」。
自身の愛称をタイトルに冠した、まさに渾身の一作。
今年で65歳とは思えないほど、すごく瑞々しくて力強い内容になっている。

これまでになくジャジーなテイストの曲があるのは、共同プロデューサーも務めるDr.kyOnによるものか。
このDr.kyOnの素晴らしいピアノが、チャボのギターと見事なケミストリーを演出。
一曲一曲が充実していて、それでいて全体を通して気軽に聴けるような楽しげな感じもあって、こういうテイストのアルバムは初めてかもしれない。
というか、これがラストアルバムかもしれない、という覚悟が、これだけの作品を生み出したというべきか。
そのことを象徴するのが、「灰とダイヤモンド」という曲。

俺が燃え尽きて消える時 そこに残るだろう
灰とダイヤモンド
「ダイヤモンド」それは R&Rという名前のダイヤモンド

……いやあ、カッコいいというか、グッとくるね。
こんな表現が決まるのも、チャボだからこそ。
チャボという存在が、生きざまが音楽に刻み込まれているからこそ。
やっぱり唯一無二の表現者である。
ある意味自分的に一番沁みたのは、「オーイっ!」という曲。

目の老い 耳の老い 足腰の老い 頭の老い
心の老い あれやこれや老い
ぶっ飛ばせ、オイ! ぶっつぶせ、オイ!
たのむぜ R&R

……本当、たのむぜ、ロックンロール、という気分だな、と(笑)
にしても、チャボ、若いなあ。
チャボのようになりたい、と改めてしみじみ思った。




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