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2015年07月11日08:49

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アルバムとパソコンを持って

アルバムとパソコンを持って




  長年の旅友達に、この1年の旅を報告しようと思った。

  その仲間と食事をする機会があって、写真を撮りかためてあるパソコンと

  アルバムを手にして出かけた。





  アルバムは、小学生の2年ごろに作った小さなもの。

  いまから60年前の写真、ピントの合っていない私の写真。

  実家の商いの様子、レジャーとして海の家で遊んだもの。

  ひときわ目立っていたのが、学級で遠足に出かけるたびに撮る集合写真。

  小学1年生の友達の顔が、くっきりと写されている。

  撮る側の職業技術も高いでしょうが、小さな子供が顔もぶれないで映っている。

  その2枚の集合写真を、大事にアルバムを加えていた。





  そのアルバムを長年の友達に披露したのは、私に変化が訪れたこと。

  近いうちに、子どもが結婚するという報告。

  複雑な心境を、伝えたかったのかもしれない。





  旅の写真は、撮り集めたものを自薦しながら説明をした。

  旅の報告をするに、まだ考えをまとめるところまでいかない。

  それでも数時間、話しに付き合ってくれた。




  旅を人に伝えるに、思いが伝えにくい時がある。

  それが、よく旅をしている人と滅多にしない人の「ちがい」。

  42歳ごろから、勤めながらも休んで旅のツアーに参加した。

  その時の感情は、今も忘れることができない。

  周囲の同僚から受ける、旅をしていいものか干渉を感じながら、行動に出た。

  勤めながら旅をすることは、同僚に迷惑をかけ負担をかけるかもしれない。

  そういう圧迫をはねのけて、「旅をする意味」を見つけていた。




  長年の友達は、対話の内容によって、伝える難度差があると教えてくれた。

  不幸や苦しみを伝えることで、悲しみを和らげ支援をしてくれる、話し相手。

  しかし、旅などで味わった喜びや楽しさを、友達に伝えるのは大変難しいと

  話をまとめてくれた。




  コミュニケーションをするのは、むつかしい。
  
  同性、同世代、同じ価値観を持っている間柄など。

  環境が似ていれば、似ているほどその関係から

  妬みが生じて、経験から得た情報を共有するのは難しいと。




  旅などは、個人的な価値観の典型的な表れ、

  それを伝え共感するのは大変なこと。

  コミュニケーションを担うリーダーとして、

  その役割を決めてしまえばどうかと、意見をした。

  最終的にコミュニティをつくるのが、ほとんど女性が占める、

  だから始めから家庭のリーダーとして選任してもらう。

  コミュニケーションをどう働かせばよいか、家族に教育するところから、

  積極的に関わってもらえばどうか。






  女と男。

  どちらがコミュニティを形成するのに、好都合な立場とは、

  と考えてみると、

  女か男、どちらかに決めてしまうとやりやすいような気がする。

  長生きするのは、女性なんです。
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