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2015年03月20日09:39

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クージーの旅日記ギアナ3国編(その10)『パラマリボ。』

 ニュー・ニッケリーから次に目指したのは首都のパラマリボ。
 マーケット前から出るバスは、やはり満員になれば出るというシステムです。
 ガラガラだったので「いつになったら出るものやら」と思ったのですが、良くみると多くの座席に荷物を置いてあります。
 席をキープしておいて、どこかに行ってるんですね。
 で、1時間弱で満員になって出発。

 道は良いので順調に進みます。
 そして、およそ4時間半でパラマリボに到着しますが、地図が無いので町のどのあたりに着いたのかもわかりません…(笑)。


 とりあえずは宿探しです。
 バスの運転手に「安いゲストハウスを探してるんやけど」と聞いてみると、「グレーの車が停まってるやろ。あそこはゲストハウスや」と指差すのは100メートルほど先。
 さっそく行ってみると、確かにゲストハウスがありました。
 30ドル(約2000円)は安くありませんが、どこにいるかもわからない状態で荷物を背負ってウロウロするわけにもいかず、とりあえずチェック・イン。


 その後に他のゲストハウスを探したのですが、ここより安いところも無かったし、ここがとても便利な場所にあることも判ったので、結果的にはその後もずっとここに泊まったのでした。
 便利な場所の一つが、向かいがチャイニーズ・レストランなこと。
 日没後はあまりウロウロしたくなかったこともあり、夕食は全部ここで済ませたのです。


 チェック・インした後は、とりあえず荷物を置いて散歩。
 町を知るには歩くに限ります。
 ゲストハウスは大きな道路に面しているのですが、なんとなく賑やかそうに思った東に向けて歩き始めると、カジノがあります。
 そう、ここはカジノが多いんです。
 僕が歩いてみた範囲だけでも10軒以上ありましたから。

 多いと言えば、車は圧倒的に日本車が多いんですが、バスは日本語でペイントされたものが多いのです。
 途上国全般に言えるのですが、日本の車は信頼性が高いので日本語はあえて残すのが常識。

 ただ、ここの場合は行き過ぎていて、後から日本語をプリントしてるようです。≪左写真≫
 文字が反転してますから…(笑)。
 ちなみに、一番多く見た日本語は「総合結婚式場」でした…(笑)。


 さらに東に向かいます。
 中心部に近づいているようで、道行く人が増えてきます。≪中写真≫
 そして、突き当りがセントラル・マーケットで、その向こうは川。


 今度は川に沿って北に向かいますが、賑わいから落ち着いた静けさに変わっていきます。≪右写真≫
 川沿いにビールも飲めて軽い食事もとれるスタンドが集まっている場所があります。
 ベンチもたくさんあって、休憩に最適の場所も見つけたのです。


 散歩好きの僕ですが、ここは散歩に最適な町。
 ましてや始めて見る町は楽しくて仕方がないのです。
 生きてて良かった…。

 ただ一つ問題は、どこを歩いているのかが判ってないこと…(笑)。

                                        (続く)


(もっと写真を見たいという方は、YAHOOブログの「クージーの遊歩人雑紀」をご覧ください。)
http://blogs.yahoo.co.jp/coozy0314
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