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2015年03月18日07:26

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今シーズンの運転最終日の「SL冬の湿原号」に乗車(3/8)

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北海道では、SL列車は今年からは釧網線の「SL冬の湿原号」だけになった。

今年も1月の川湯温泉延長運転日に「SL冬の湿原号」に乗ったが、翌日休めなかったため、「SL冬の湿原号」に乗って釧路から川湯温泉を往復してクルマで旭川まで帰らねばならず飲めなかった。
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「SL冬の湿原号」で飲めなかったのは残念だったし、来年まで北海道でSL列車には乗れないと思うともう1度乗っておきたくなり、今シーズンの運転最終日に乗りに行くことにした。

「SL冬の湿原号」は全車指定席だから、あらかじめ指定券を購入したが、客車5両のうち1両だけ連結される旧型客車の2号車の指定席を取った。
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前日は網走に泊まり、「SL冬の湿原号」運転最終日の日曜日、3月8日は網走からの1番列車で「SL冬の湿原号」の始発駅の釧路へ。
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網走641

釧路1007/1120
↓「SL冬の湿原号」
標茶1235/1402
↓「SL冬の湿原号」
釧路1521

釧路には、「SL冬の湿原号」発車の1時間13分前に到着。

釧路駅では、大々的に「冬の湿原号」をアピールしている。
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この日は朝から何も食べていないので、「SL冬の湿原号」に乗り込んだらすぐに食べる駅弁を購入しておく。

早めにホームに入り、3番線に入線してくる「SL冬の湿原号」を4番線から見物。
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白い雪と黒いSLで、明るさを測定している間に列車が入ってきてしまって進入の写真は撮れなかった。
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今回乗るのは2号車に連結されている旧型客車のスハシ44、屋根が高い。
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「SL冬の湿原号」が発車する3番線に行き、まずは機関車、「SL冬の湿原号」運転15周年記念ヘッドマークを取り付けたC11の171号機を見物。
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蒸気を吐き出しカッコいい。

171号機は昭和15年川崎車輌製である。
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川湯温泉延長運転日や積雪が多い日は、最後尾に連結されるDE15型ディーゼル機関車の補助を受けて走るが、この日はSLの力だけで運転され、ディーゼル機関車の連結はない。
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指定券を取った2号車のドアは閉め切りで、隣の車両のドアから乗り込む。
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旧型客車の2号車のデッキとの仕切り扉は木製である。
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床も木張りで、室内にはダルマストーブが1基据え付けられているほか、片隅には売店があり、釧路の地酒「福司」のワンカップを常温のを買い求める。
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室内からデッキ方面を見ると、壁紙はわざとらしい。
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この日は朝から何も食べていないので、早速釧路に着いてすぐに買った駅弁「さばといわしのほっかぶりずし詰合せ(1130円)」を食べる。
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これがやりたくてクルマで釧路に来ずに列車で来たんだから、ワンカップもオープン。
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指定券を取ったのはストーブの前の席だったこともあり、ストーブにワンカップを乗せて熱燗に。
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こりゃ最高である。
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ほかの車両に乗り合わせていた知り合いからみりん干しタラの差し入れもあり、ワンカップは2本目に突入。
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こりゃ止まらん、売店で蒲鉾も買ってくる。
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当然ストーブで炙ってつまみに。
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楽しんでいると、車掌が車内改札にやってきて乗車証明書も配付。
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タンチョウが来る駅、茅沼にはこの日はタンチョウが7羽もおり、ハクチョウまでいた。

昼間からワンカップを2本飲んだが、標茶まで1時間15分だから、いいあんばいであっという間に標茶駅の1番線に到着。

まずは1番線から2番線への入れ換え作業を跨線橋から見物。
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急いで2番線の網走方に回ると、機関車が編成から切り離される。
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そして、機関車は網走方の本線まで引き上げ、ポイントを切り換えて側線に入り、給水作業とスス落とし作業を受けるのを眺める。
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いったん改札を出ると、標茶でも「SL冬の湿原号」イチオシである。
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標茶駅前では、ゆるキャラまで呼んで物産販売が行われており、地元・標茶の牧場の飲むヨーグルトを飲んで酔いを醒ます。
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しばらくすると、機関車が釧路方に据え付けられ、1番線から見物するも、今年は雪が多くて下回りまで見えない。
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跨線橋から見下ろすとこんな感じだ。
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やることもないので早めに乗り込み、2号車の売店でワンカップも買って、発車する前から駅前の物産販売で買ってきた昆布チップをつまみに始めてしまう。
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復路では熱燗にはせず、売店では常温ではなく冷やしたワンカップを買ってきた。

車内の売店でワンカップを冷やまで買えるなんて素晴らしい。

昆布チップ、こいつはつまみに最適である。
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復路の乗車証明書は、往路とは異なるデザインである。
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なかなか芸が細かい。

古くさい旧型客車のスハシ44の固い乗り心地も相まって、気分良くほろ酔いで乗っていることもあり、帰りはもうタンチョウなんてどうでもよくなってきたが、復路の茅沼でもタンチョウはいた。

酒を飲みながら野生のタンチョウが見られるSL列車なんて最高である。

塘路では上り普通列車と行き違いのため9分停車し、いったん上りホームへ行ってバックで運転している編成の写真を撮っておく。
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乗ってしまうと、編成全体の写真を撮れるのは塘路しかないのだ。

復路はワンカップ1本にとどめ、標茶を出発して1時間19分で釧路に戻ってきた。
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川湯温泉延長運転ほどゆっくりできず、まだまだもっと乗っていたく全然物足りないが、釧路に着いてしまった。

でも、北海道でSL列車はこの「SL冬の湿原号」だけになってしまい、今シーズンの運転最終日に乗りに来てよかった。

ディーゼル機関車の補助を受けずにSLの力だけで走る「SL冬の湿原号」に1両だけ2号車に連結される旧型客車で釧路から標茶を往復、何度乗っても楽しい。

来年まで乗れないと思うと、早くも来年の運転が待ち遠しいものである。
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