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2014年10月28日02:41

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秋の韓国山登り・出発編

先週は韓国へ行ってきた。
目的は山登り。
記録のため、また連続日記を書く。


10月19日(土)

午後3時、中部空港からソウルへ。
最近は飛行機代も安くなった。
往復で2万円ちょっとだ。
そうすると自宅から空港までの電車賃、往復2000円がすごく高く感じる。

韓国は時間も短い。
2時間でインチョン空港に着く。
空港からの高速バスに乗りテグへ向かう。
テグに着いたのが午後6時ごろ。
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宿探しも面倒だから、バスターミナルからいちばん近い旅館に投宿する。
一部屋で一泊2万5千ウォン(2500円)。
2人で泊まったから、ひとり1250円だ。
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以前は一部屋6人で泊まったことがある。
そうすると、ひとり一泊500円もしない。
さすがに宿の人は驚いていたけど。

夕食も、最寄りの食堂でソロンタンを食べる。
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10月20日(日)

テグは大都会だ。
ソウル、プサンにつぐ韓国で第3の都市だ。
北のソウル、南のプサンに挟まれて、地味な印象があるけど経済的に恵まれている。
だからのんびりした独自の文化がある。
名古屋市民としては、とても親近感を覚える街だ。
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旅館をチェックアウトする。
近くに高速鉄道トンテグ駅がある。
駅前の観光案内所へ行く。
これから行く先のバス路線などを確かめるためだ。
係のおねーさんは親切に調べてくれた。
流暢な英語で受け答えしてくれる。
最後に絵葉書セットまでいただいた。

テグはたいして観るところもないのに、ムダに観光に力を入れている。
このあたりも名古屋に似ていて、ますます親近感を覚える。

おねーさんに教えてもらったとおり、地下鉄でセブ・バスターミナルへ行く。
雨が降ってきたのでコンビニで傘を買う。
屋根のある広場があったので、お菓子を食べながら焼酎を飲んで休憩。
ターミナル近くの食堂でビビンバを食べる。

ヘインサ行のバスに乗ったのは12時30分だった。
今日は天気が悪いから移動するだけだからいいのだ。

2時過ぎにヘインサに着いた。
雨が激しいので、バス停からいちばん近い旅館にする。
一階が食堂になっているので便利だし。
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他の人たちは部屋に入ってごろごろしている。
わたしは退屈なので散歩に出かけた。

ヘインサは「海印寺大蔵経板殿」という世界文化遺産がある。
でもあまり人が歩いていない。
山奥の静かな村だ。
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その世界遺産と反対方向へ歩いてみた。
小さな旅館食堂街を抜ける。
すぐに山間の狭い住宅街になる。
なぜかどの家の壁にもペイントがしてある。
こういうのは普通のことなのだろうか?
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住宅街を抜けると小学校があって、家並みは終わり。
しばらく林道を歩いていった。
1キロほど歩くと集落があった。

家は20軒もないだろう。
バスも来ない田舎の集落だ。
だけどお寺が3つもある。
なぜたくさんお寺があるのか知りたい。
一つのところで女の人が掃除をしていたから話しかけた。
でも土地の方言かなにかで、よく聞き取れなかった。
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面倒だから、また散歩を続ける。
畑では野焼きをしていたり、ニワトリが庭に放し飼いにされていたり懐かしい雰囲気の集落だ。
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宿に戻ると、ちょうど日暮れの時間だった。
食堂で夕食を食べる。
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アルバイトか手伝いの男の人がいた。
40歳ぐらいで英語が上手な人だ。
その人といろんなお話で盛り上がった。
韓流スターのこととか、日韓の文化の違いのこととか。

男の人に、どうしてそんなに英語が上手なのか聞いた。

「高校や大学で習った。大学はヨンセだ」

ヨンセ大学!!
凄いじゃないか!
韓国でトップの私立大だ。
日本でいうと早稲田慶応クラス。
それがどうして田舎の食堂の手伝いをしているのだ??

男の人の半生を知りたくなったけど、聞いていいものかどうか。
逡巡しているうちに酔っ払ってきて夜も遅くなり、部屋に上がって寝てしまった。

明日は雨がやんだら山登り、降り続いたら酒飲みながら観光ということになっている。

(続く)
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