mixiユーザー(id:7319038)

2011年04月27日19:28

77 view

古代米なのだ。

もともと
「ムジナモやタヌキモの水質安定用に稲が使えないかなあ。」
との発想でしたが、カミさんの実家で作っている『こしひかり』ではつまらんと入手したのが運の尽き。
すっかり古代米栽培にハマってしまっています。

古代米というとその響きから
 ・縄文時代より連綿と栽培されている
 ・大賀ハスのように遺跡から出土した種から芽が出たもの
と思いやすいのですが、実は
 ・農水省の品種登録されなかった地方の雑多な米
 ・東南アジア等から導入された野生の米
等を総称して古代米と呼ばれています。
つまり、野良米という表現が最も正しいと言えるのです。

赤米などは昭和30年代までは結構各地で栽培されていたらしい。
それが食味・栽培のし易さ・収穫量など理由からどんどん駆逐されしまったのが現在の状況です。

大きく分けると食用の稲と観賞用の稲。
双方に赤米・黒米・緑米・白米が存在します。

食用の稲の赤米・黒米の区分は玄米の色で、精米をしすぎると真っ白になって普通の米と変わりません。籾殻の色は玄米と必ずしも一緒ではなく、通常の稲穂に見えても中身は赤や黒という品種も多々あります。
緑米は精米してもやや緑っぽい。一部には香りを楽しむタイプも存在するそうですが食べたことがないし、あまり欲しいとも思いません。

観賞用の稲は籾殻の色、穂に付く埜毛、葉の色を楽しむもので、田んぼアートの材料ですね。鉢植えで楽しむ所為か背が低い品種が多く、また食味は劣るそうです。

今年は10種ほど種籾を蒔きました。
栽培して楽しいモノだけを選別しようかと思っています。
そう言えば、去年の春先に浜田山(高井戸ですが)で配った稲は皆育てられたのでしょうか?
品種名は『赤神子』・『黒神子』。
自分の所の保存が悪く良い苗が出ていないので巧く栽培できた方はカンバックプリーズ。
6 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する